「生産性」を上げるためには、製造現場だけではなく、商品企画・営業部門、研究開発部門、生産管理部門、購買・外注管理部門、品質管理・検査部門、生産技術・設備保全部門、倉庫・物流部門など、全部門が協力し連携を取りながら改善を進めていくことが必要です。
そうした積み重ねが、企業の収益を徐々に上げていき安定した経営や新規事業への展開、新しいユーザーとの取り組みの余裕を生み出します。そして、そうした企業が、これからの国内市場の縮小の中で、生き残っていくものと思います。
本書自社の全社的「生産性向上」に目を向けて、改善に取り組める内容となっています。
■内容
- 1章 会社全体で品質改善と収益向上を目指す
- 2章 組織横断活動の必要性と「見える化」の工夫
- 3章 理想の食品企業への到達点に向けて
- 4章 リスクベース思考で異物混入を撲滅
- 5章 全部門対象の効果的な改善活動
- 6章 部門別の品質改善と収益向上