師匠:どんなにスマホが普及しても人は文字を書くことを避けられないだろ?
弟子:そりゃそうですよ。当たり前です。
師匠:いや、手紙のことを言ってるんだよ。
弟子:手紙ね。貰うと嬉しいもんですよね手紙は。
師匠:ワシんとこには赤い封筒の手紙しか来ないんだけどね。
弟子:緊急って書いてあるやつでしょ?
師匠:手紙はさ、相手の顔を思いつつ、ゆっくり言葉を選んでしたためる。
弟子:でも正直手紙を書く事はないなぁ。僕は。
師匠:それはお前がコドモだからだな。
弟子:メールでいいっすよ。
師匠:メールでもいいやってトコを敢えての手紙で魅力度アップだよ。
弟子:魅力度アップぅ?
師匠:ほんの一行のお礼のメモ書きから始まる恋もある。
弟子:マジで?
師匠:人は年を経るにつれて手紙を書く事が必須になってくるものなんだよ。
弟子:はぁ。
師匠:まともな手紙の書き方も分からんじゃ通らないんだぞ。
弟子:なるほど。
師匠:したためるって漢字で書けるか?
弟子:下貯める…………。
師匠:そこでだ!「お手紙推進委員会」を発足させることにしました。
弟子:なんか大袈裟だなぁ。
師匠:要するに“慣れ”だ。慣れれば楽しくなってくる。
弟子:そうかもね。
師匠:で、道具だ。道具は大切だよ。気に入った道具でぐっと楽しくなる。
弟子:うんうん。
師匠:肩肘張らずに気軽にお手紙を書こうってワケ。
弟子:なんだかだんだん面白そうな気になってきた。
師匠:紹介するのはお手紙推進委員会七つ道具の一つ!!
弟子:七つ道具!いいですね。ドキドキ。
師匠:これはありそうでなくて、皆が欲しかったアイテムなーのだ。
弟子:なんすか?なんすか?
師匠:一見贅沢に見えるんだけど、持ってると心がほくほくするんだよ。
弟子:はーやーくー。
師匠:気になるアイテムはCMの後で!!
弟子:キーッ。