新粕は、2024年12月1日頃 蔵出し
甲斐の開運の酒粕は、大吟醸の酒粕 か 大吟醸以外のお酒の酒粕 に分かれています。
●大吟醸の酒粕 1kg ¥756(税込)蔵出しは1月中旬以降です
大吟醸を上槽した時の酒粕です。色は白く、米粒が多く残った状態です。早く柔らかくなります。
●酒粕 1kg (板粕・バラ粕) ¥648(税込)
通常、「甲斐の開運の酒粕」と言うと大吟醸以外のお酒の酒粕の事を指します。お酒の種類での区別はございません。「純米の酒粕が欲しい、吟醸の粕が欲しい」等のご要望にはお答えできません。ご了承ください。
板粕・・・できる限り板状に封入したもの。(バラ粕も入っております)
バラ粕・・大小バラバラにこなれたもの。
どちらも同じ製品です。酒粕を剥がしたときに板状に剥がれたものが板粕、こなれて剥がれたものがバラ粕です。酒粕の品質に違いはございません。ご利用しやすい形状をお求めください。
甲斐の開運 酒粕
日本酒は、米と水から生まれるアルコール飲料です。そして2種類の微生物の力を借りています。麹と酵母です。麹が出す酵素によって米のデンプンを糖分に変えます。(これが麹の甘酒の造り方)。これに酵母を加えると、酵母は自分の身を護るために糖分をアルコールというバリアに変えるのです。できたアルコールが日本酒です。また酵母はアルコールにだけでなく、多様な酵素を生み出し、それが色々な味・香り・栄養素などを作りあげます。発酵を終えたタンクの中は、米とお酒が混じった状態です。これを醪といいます。この醪を上槽(搾り)し液体と固形物に分けた時、液体が日本酒の生原酒・固形物が酒粕と言うわけです。
醪の様子
生原酒
残った固形物
酒粕
酒粕は”カス”じゃない!
色々な形で酒粕は利用されています。
・甘酒 ・スムージー ・ケーキ ・プリン ・グラタン ・カレー ・粕汁・魚の粕漬け ・肉の粕漬け ・野菜の粕漬け etc.........
酒粕の熟成・保存について
酒粕は、常温または冷蔵で保存した場合、酒粕の中に残っている酵素が活性し、新たな味や香りに変わっていきます。それと共に色も褐変します。これを熟成と言います。奈良漬けなどは、わざわざ熟成させてから使用します。我が家では、肉や魚にも熟成粕を使用します。甘酒や料理、スイーツなどには新鮮な酒粕がいいでしょう。使用する目的により、使い分けていただければ、バリエーションが広がります。酒粕で、Enjoy Cooking!Good Life!
■ 冷凍保存・・・色の白さや香りをそのままに保存したい。購入後、小分けにして冷凍し、使う分だけを解凍してください。(冷凍庫の匂いが移りやすいので、密封してなるべく早くご利用ください)
■ 冷蔵保存・・・とりあえず保存熟成がゆっくりと進みます。熟成具合に応じて、色々とお楽しみください。(なるべく空気を抜いて保存してください)
■ 常温(暗所)保存・・・熟成させたい旨味はどんどん増しますが、色は褐変していき、味噌のような香りに変わります。(なるべく空気を抜いて保存してください)
ご購入いただく酒粕は、必ずしも搾りたての酒粕という事ではございません。ご購入いただく時期により違います事をご了承ください。