遂に作りたかったブランが出来ました!!ウルティム(仏語)の意味は「最終的な」です。
2019年の初リリース以来、異なるセパージュで何度かブランを作らせていただきましたが、
遂に最終的なセパージュの形を実現できました。
求めていたのは、ボルドーブランのセパージュ、つまりソーヴィニオンブランとセミオンの組み合わせです。
2024年にやっとセミオンが本格的に収穫できたことにより作れました。
味わいはドライで大人の味わい、初めてのワインとしては十分満足できるものであります
(味わいはまだ発展途上で、更なる高みを目指していきます)。
ソーヴィニオンブランはステンレスタンクにて本発酵とマロラクティック発酵を行い、
その後瓶詰め前のオリ引きまではオリに寝かせたままの状態(シュールリー)を維持しました。
一方、セミオンは新樽(フレンチオーク)にて本発酵とマロラクティック発酵を行い、
その後瓶詰め前のオリ引きまではソーヴィニオンブランと同様にオリに寝かせたままの状態を維持しました。
そして、瓶詰め前にソーヴィニオンブランとセミオンをアッサンブラージュし、静止後にオリ引き、軽いろ過を行った後に瓶詰めをしました。
アッサンブラージュの比率はソーヴィニオンブラン75%とセミオン25%で、無清澄です。
色合いは、(個人的にはあまり樽をきつく効かせたくないので)軽く樽の色を感じる程度で抑え気味です。
味わいは、ソーヴィニオンブランのしっかりした酸によるフレッシュ&フルーティーなスタイルとミネラルを最初に感じた後、
温度の変化と共にセミオンの厚みを感じます。
それぞれのブドウの特長が個性を発揮しつつも、確実にハーモニーを奏でる、そんな大人のワインに仕上がったと思います。
合わせる食事ですが、これから出てくるカツオのお刺身とかどうでしょうか?
やきとりなら、皮やぼんじりの塩焼きも良いと思います。
皆さんで色々試して教えてください!!
(文:ドゥモンターニュタテシナ 安孫子さん)※こちらの商品はご注文につき3本までとさせていただきます。
ボディ 甘さ 酸味 果実味 複雑さ 樽香 3 3 3 4 4 2
- タイプ(Type)
- 白ワイン(White wine)
- 生産者(Winery)
- ドゥモンターニュタテシナ
- 産地(Region)
- 日本(Japan)>立科町
- 品種(Grape)
- ソーヴィニヨンブラン/セミヨン
- 内容量(Volume)
- 750ml
- 備考(Remarks)
- 減農薬栽培/亜硫酸少量添加