・山形県産のマスカットベーリーAを購入して造ったヌーヴォー。
・開放型のステンレスタンクにて除梗破砕無しの全房セミマセラシオンカルボニック仕込み。
・野生酵母で発酵が始まるのを待つ。
・ピジャージュは行わず、発酵が始まって4日目辺りから酵母を活性化させるため軽めのルモンタージュ。
(バケツで軽く上から液体をかける程度)
・1週間程軽めのルモンタージュを行い、それ以降はノンピジャージュ、ノンルモンタージュ。
・発酵終盤で空圧式のメンブレンプレス機にて搾汁し、果汁のみの発酵に切り替える。
・発酵終了後、少しでも旨味を持たせるために瓶詰めまでシュールリー。
・仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は添加をしておらず、無濾過、無清澄。
・ベリーAのヌーヴォー特有のキャンディ香は抑えつつも、果実味、出汁感、旨味をしっかりと感じる1本。
低アルコールなのも飲み疲れはしない。
このワインは10月12日に仕込み始めました。
ベリーAの中にガメイを見たあの日からボジョレーヌーヴォーと同じ造りでベリーAのヌーヴォーを造ってみたいという思いがありました。
幸いボジョレーの造り手の元で勉強できる機会を得て、ようやく実践できることができました。
出荷日が決まっているボジョレーヌーヴォーを短期間で毎年しっかりと仕上げてくる造り手たちには本当に頭が下がります。
尊敬しかありません。そんな彼らに敬意を示した1本です。
(文:レヴァンヴィヴァン荻野さん)
※こちらのワインはおひとり様2本までとさせていただきます。
ボディ 甘さ 酸味 果実味 複雑さ 樽香 3 3 3 4 3 1
- タイプ(Type)
- 赤ワイン(Red wine)
- 生産者(Winery)
- レヴァンヴィヴァン(LES VINS VIVANTS)
- 産地(Region)
- 日本(Japan)>東御(Toumi)
- 品種(Grape)
- マスカットベーリーA
- 内容量(Volume)
- 750ml
- 備考(Remarks)
- 野生酵母/亜硫酸無添加