「クール・ド・クレイ」(クレイのハート)は、モンルイの「ドメーヌ・ド・クレイ」が提供する、シャンパーニュ方式によるスパークリングワインのブランドです。
トゥール市の東、リュソー・シュル・ロワール村に1893年に創業したこのドメーヌは、同地区最古の生産者のひとつに数えられる老舗です。
2006年、名手であった父からドメーヌを継承した6代目アントワンヌ・アンティエは、醸造設備の刷新に着手。
「家族に代々伝わる伝統的な手法を、最新の技術を用いて行うようにした」ことで、ワインの品質をさらに大きく向上させています。
「ここモンルイでスパークリングワインを造る上で最も重要なことは、ぶどう樹の根が、底土のテュフォー
(白亜(石灰岩)質)に十分に達しているかどうかです。
このテュフォーから、ワインの気品や繊細さ、鮮度感の基盤となる酸とミネラルがもたらされます。
私は、樹齢が50年に達した古樹のぶどうのみを使用しています」(アントワンヌ・アンティエ)。
また彼は、「よりきめ細かな泡と、複雑な味わいを得るために」、ビン熟成期間をできる限り長くとる方針を貫いています。
モンルイもクレマンも法定ビン熟成期間は9ヵ月間ですが、「クール・ド・クレイ」はクレマン(ロゼ)で実質18ヵ月間以上、
モンルイ(白)に至っては実質36ヵ月間程度ビン熟成させてから出荷しています。
シュナン100%。30ha。テュフォー(白亜(石灰岩)質)の上に砂質粘土質が堆積する土壌。
樹齢約50年のVV。シャンパーニュ方式。ステンレスタンクで醸造後、約36ヵ月間のビン熟成。ドザージュは11g/l。
(文:ワインショップfun)
ボディ 甘さ 酸味 果実味 複雑さ 樽香 4 3 3 3 4 1
- タイプ(Type)
- スパークリングワイン(Sparkring wine)
- 生産者(Winery)
- ドメーヌ ド クレイ
- 産地(Region)
- フランス>ロワール
- ぶどう品種(Grapes)
- シュナンブラン
- 内容量(Volume)
- 750ml
- 備考(Remarks)
- リュットレゾネ