【橙】銘酒カルトロジーが生まれたわけは。/アルヘイトヴィンヤーズ　カルトロジー 2018

銘酒カルトロジーが生まれたわけは。

クリス・アルヘイト氏は、2011年に自身のファーストヴィンテージである「カルトロジー」をリリースし、瞬く間に南アフリカで高く評価され、最も注目をあびる醸造家のひとりになった人物。
クリスとスザーン夫妻は、ワイナリー設立前に世界中の多くのワイナリーを訪れ、それぞれの土地や地域ならではの表現力のある個性的なワイン造りに感銘を受け、
やがて、自分たちの故郷であるケープ地方の土着の品種を使って、南アフリカのアイデンティティを表現したワイン造りをしたい、と思うに至りました。
彼の造るワインには全て、彼がこだわり抜いた大地と風土、そして品種の魅力がそのまま大切に、丸ごとボトルに詰め込まれており、
南アフリカの中の、西ケープ州における、銘醸地ヘルマナスの、またその区画ならではの個性がしっかりと表現されています。
ワイナリーの本拠地はヘルマナスにありますが、様々な地域の栽培家と契約しており、クリスなりの厳しい条件にかなったブドウのみを購入しています。
マロラクティック発酵に至るまでの醸造過程は何よりも収穫時のブドウの酸度によって左右されるという考えから、収穫日の決定を非常に慎重に行います。
ティム・アトキン・マスター・オブ・ワイン 曰く、2018年の 『ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー』 と評される。（文：インポーターさん）

「カルトロジー」とは「地図調べ」の意味で、「ワインを通して、ヴィンテージ毎に変化のあるケープのマザー・　　　　　　ネイチャー（母なる大地）を探索する」という意図を込めて造られたキュヴェ。
区画にこだわり、満足な出来　　　　　　栄えのヴィンテージのみリリースしています。
ライムの花、フィンボス（南アフリカ原産の薬用に用いられてきたハーブ）、潰したローレル、タンジェリン、完熟リン　　　　　ゴ、ストーンフルーツ（桃などの核果）、柑橘類の皮、ナッツなど非常に豊かで華やか。
　　　　　味わいのパレットはまさに「カルトロジー」の真骨頂で、酸がしっかりと長く続き、甘じょっぱいミネラルがあり、リッチな　　　　　くちどけは程よいパワーを感じさせ、しっかりとしたテクスチャを持つ、洗練された心地よいミディアムボディの辛口　　　　　ワインです。
　　　　　正に様々な要素のニュアンスが絶妙に絡み合う南アフリカのトップワインメイカーの誇る素晴らしい出来栄えで、　　　　　2022年頃には絶頂の飲み頃を迎えるでしょう。（文：ワインショップfun）

ボディ	甘さ	酸味	果実味	複雑さ	樽香
3	3	4	4	5	2

タイプ(Type)

オレンジワイン(Orange wine)

生産者(Winery)

アルヘイトヴィンヤーズ(Alheit Vineyards)

産地(Area)

南アフリカ(South Africa)

ぶどう品種(Grapes)

シュナンブラン(Chenin Blanc)/セミヨン(Semillon)

内容量(Volume)

750ml

備考(Remarks)

自然発酵/亜硫酸少量添加