テロワールを刻むことは彫刻作品のごとし現在のオーナーは1963年生まれの醸造家ジャンニ・テッサーリ氏。彼は創業者のマルカートファミリーの元で醸造を担当していました。
畑はヴェネト州アルフォン・ヴァレー(Alpone Valley)内、ロンカ村を中心に55haを所有します。
古カルヴァリーナ火山(Calnarina)が源の風化して砕けた玄武岩で、典型体な火山性土壌です。
「テロワールを刻むことは彫刻作品のごとし」
ジャンニ氏は素材である健全な葡萄を通して、畑ごとのテロワールを削り出す作業を彫刻に例えます。
畑のどのような土壌にどの品種を植えるか、その仕立て方、選定、育て方など、彼は葡萄の樹が成長する前に既にそのイメージが先にあるそうです。
そして絶対なる確信の元に収穫される葡萄からジャンニ氏はテロワールの姿を削り出していきます。
メルローとカベルネ・フランのハーモニー。ソアヴェの西側にあるサレーゴとヴィチェンツァ近郊の葡萄畑から収穫した葡萄を使用。
全体の2/3のブドウを発酵させ、発酵が終わりに近づく20日後に陰干ししていた残りの1/3のブドウを追加して発酵を促すことで
通常よりも発酵期間が長く複雑さが生まれています。
熟したベリーにスパイスのニュアンス。甘く魅惑的な果実が口の中に広がります。
凝縮感はありながらも、飲み疲れることのない味わい。
(文:ワインショップfun)
ボディ 甘さ 酸味 果実味 複雑さ 樽香 5 3 2 4 3 2
- タイプ(Type)
- 赤ワイン(Red wine)
- 生産者(Winery)
- ジャンニテッサーリ
- 産地(Region)
- イタリア>ヴェネト
- ぶどう品種(Grapes)
- メルロー/カベルネフラン
- 内容量(Volume)
- 750ml
- 備考(Remarks)