ツル2024酸化防止剤無添加
ワイナリー:アグリクールつくり手 :片寄広明タイプ :赤/ドライ地域 :山形県上山市品種 :山葡萄 75、メルロ 25%(山形、鶴岡)ボディ :MediumABV :10.5%容量 :750ml※要冷蔵
カシス、イチゴの香り、豊かな酸、カシスの凝縮した果実味、タンニンはきめ細やかだがしっかりあり、満足感あり
2023年3月試飲会にて
片寄さんより鶴岡市は、古くから山葡萄の自生地として知られ、その風土はこの特別な果実を育むのに最適な環境を作り出してきました。この豊かな自然の恵みを受けた山葡萄を、無添加でじっくりとマセラシオン。果実が持つ本来のポテンシャルと個性を最大限に引き出し、世界に誇れるような素晴らしいワインが生まれました。この一本には、親から子へと受け継がれてきた想い、愛、伝統、そして歴史への敬意が込められています。そして、それを大切に届けたいという私たち醸造家の願いもまた、ぎっしりと詰まっています。ネーミングは、鶴岡市の「つる」、そしてつる植物であるブドウの「ツル」に由来しています。ブドウはツルを伸ばし、何かに絡まりながら支えられて上へ上へと成長していく植物です。それはまるで私たち人間のように、誰かとつながり、支え合いながら生きていく姿に重なります。このワインを生み出す過程で、私は改めて、今の自分がどれほど多くの人たちに支えられ、生かされているのかを実感しました。濃厚で深みのある味わいとともに、ポリフェノールを豊富に含み体にも嬉しい一本。鶴岡の歴史、自然、そして山葡萄本来の力強い味わいを感じることができる、贅沢なワインをぜひお楽しみください。〜山葡萄ワインへの想い〜日本人が日本で、日本ワインを造るならば、日本の風土に根ざしたブドウでありたい。近年の温暖化により、世界のワインは酸の不足という課題に直面しています。そんな時代の為に山葡萄は長い年月をかけて静かにその力を蓄えてきたのではないでしょうか。このワインを通じて、日本人にはもちろん、世界の人々にも、日本の風土と自然の恵みを感じていただけたら嬉しいです。〜ワインに関して〜亜硫酸無添加で且つ寒い時期の瓶詰め。暖かい場所での保管で瓶内の気体、液体の膨張。また、残糖による多少の瓶内発酵も考えられますのでコルク浮きの可能性があります。劣化につながることではございません。ご理解の上ご購入、保管くださいますようお願い申しあげます。