樹齢100年のガメイによる滋味深い味わい
メール・グラン2022国内120本のみ
ワイナリー:マチルド・エ・ステファン・デュリウつくり手 :マチルド&ステファン・デュリウ夫妻タイプ :赤/ドライ地域 :フランス、ボージョレー品種 :ガメイ(樹齢100年)ABV :13.5%保管 :要冷蔵
コメント:カシスの香り、伸びやかできれいな酸、カシス、ドライイチジクのしっとり、しなやかで、柔らかい果実味とじんわり染み入る複雑味
インポーター資料より
夫婦の努力と絆が、高樹齢のガメイの本質を引き出した!
ワイン造り23年!夫婦二人三脚でガメイを極める!
代々、ワイン造りの家系に生まれたステファン。祖父母の代に、ブルイィの南に位置するサン・テティエンヌ・デ・ズリエール村に蔵を構えた。幼い頃から祖父母の姿を見て育ったステファンにとって、ワイン造りの道に進むことはとても自然なことだった。
ヨットで1年間航海した後、ボーヌの栽培・醸造学校に通い、ワインの基礎知識を学んだ。その後、ポマールの「Domaine Virely Arcelain」で働いていた。そして2000年、祖父母から7haのぶどう畑を引継ぎワイン造りスタート!
その後、蔵が近い事からブルイィのジャン・クロード・ラパリュと出会い、親交を深めていった。ラパリュからは、ナチュラルな栽培、醸造について貴重なアドバイスやヒントをもらった。(現在も、情報交換したりアドバイスをし合う仲!)
2003年、ステファンにとって今後のワイン造りの方向性を変える大きな出来事が!友人の農薬使用による中毒事故をきっかけに、有機栽培への転換を決意。2007年に有機認証『エコセール』取得、2009年から自然醸造に移行した。
高樹齢のガメイの本質とは?
2010年に、パートナーであるマチルドが絵画の修復という芸術の仕事を離れてドメーヌに参画した。ぶどう栽培の傍ら、10頭の羊の世話をして、夫婦二人三脚でワイン造りをしている。
現在所有している畑は8.5ha、南/南東向きの花崗岩土壌。全てエコセールの認定を受けていて、現在はビオディナミ栽培へと転換中。平均樹齢50年以上。しかも1.5haは樹齢105年!!
収穫したぶどうを冷却する設備がない為、ワイン造り23年の知識と経験をフルに発揮するステファン。タンクの下半分に午後に収穫した暖かいぶどうを入れ、上半分は翌朝に収穫したばかりの冷たいぶどうで満たす。この方法により、ぶどうを冷却しなくても、平均発酵温度が23℃を超えないで醸造ができる。
ボージョレーの伝統であるセミ・マセラシオン・カルボニックにて、マセラシオンの期間は10日以内。ルモンタージュやピジャージュもなし、酸化防止剤は瓶詰め時に極少量のみ。100年以上前からこの地に根付いた、高樹齢のガメイの本質を見事に表現している!