夏のお茶
ガラス作家の加瀬あすかさんが手掛けた、水中花を連想させる茶器と振出が魅力的な、夏の茶籠です。抹茶の緑が美しく透けて見える茶器と、何色の金平糖を詰めるか、考えるだけで楽しい振出。藤平寧さんの銀彩茶碗、白蝶貝や白銅の茶道具たちが、やわらかな光が反射しあうように響きあう中で点てる、夏のお茶。どうぞお楽しみください。
1. 茶籠 きらら ナチュラル リボン2. 茶器 加瀬あすか ガラス 直径6.5cm×⾼さ6.5cm3. 茶器袋 大津型 刺繍4. 茶碗(M) 藤平寧 口径11.5×高さ6.5cm5. 茶碗袋(M) 麻 底辺21×10×高さ26cm6. 建⽔(S)村瀬治兵衛デザイン 白銅ドット ⼝径12.5×⾼さ7cm7. 茶杓(M) 白蝶貝 15㎝8. 茶杓袋(M) 刺繍 長さ16.5cm×幅2.5cm9. 茶筅(M)10. 茶筅筒(M) 白銅11. 茶巾筒 白蝶貝12. 振出 加瀬あすか ガラス 直径4cm×高さ9.5cm(スゲ蓋含む)
嘉門工芸の茶籠・茶箱
小さな箱や籠に小さな茶道具を詰めて持ち運び、野点を楽しむ茶箱や茶籠の文化は、千利休が始めたといわれます。ひとつひとつ道具を選りすぐり、取り合わせ、箱や籠にきっちりと収める。そこには日本古来の重ねの美学も表現されています。嘉門工藝では、その長い歴史に畏敬の念を抱きつつ、めまぐるしく過ぎていく今の時代にこそお茶の時間を持っていただきたいと願い、茶籠・茶箱を企画しています。
茶籠や茶箱を構成する道具のひとつひとつは、まさにアートピース。現代の用の美を備え、持っていて嬉しく、使いやすさも魅力の品々が揃っています。茶碗は現代の作家ものが中心。他の道具類も、たくさんの熟練の職人にご協力いただいて作ったオリジナルがほとんどです。また、漆芸家村瀬治兵衛がデザイン・監修して製作した、茶器・建水・茶筅筒・茶巾筒は、他にはないと人気の商品。道具と袋物類の取り合わせも好評をいただいております。
リビングの棚に茶籠や茶箱があれば、さっと取り出して抹茶を点てられます。茶葉が残らない抹茶は、キャンプなどアウトドアにもぴったり。いつでも、どこでも、ひとりでも、どなたかとでも。気軽にアートとお茶を楽しんでいただけたら幸いです。