商品紹介
京都・龍村美術織物の、帯などに使われる織り生地で仕立てた茶杓袋です。
繊細華麗な生地の名前は「更紗聖牛紋(さらさせいぎゅうもん)」。
インド更紗の代表的なふたつの文様、神聖なる牛と花卉の図柄を再構成し、織柄にしました。
裏地は、ベージュのシャンタン。
龍村美術織物
正倉院裂や古代裂の復元から独創的な織物まで幅広く手がけ、美術織物というジャンルを確立した、京都のプロフェッショナル集団。
明治27年創業。
さらさせいぎゅうもん
更紗聖牛紋
インドの代表的な染織のなかに、印金を用いた印度更紗の優品があります。その中よりヒンズー教においては神聖な存在とされる牛の文様とシンボリックな姿をした花卉文の二つの図柄に取材し再構成いたしました。それらの文様はいずれも漆や糊を型で置き、その上に金箔や雲母の粉をおいて図柄が表現されています。 このような印金更紗にみられる独特の趣を生かしながらも、繊細華麗に経錦の技法で織り成しました。
茶籠茶箱のMサイズの茶杓に合わせた茶杓の袋です。
Mサイズの茶碗のバランスにあった長さに仕上げています。仕覆師による一点一点、丁寧な手縫いです。
商品スペックサイズ(約cm): 16.5×2.5