【JAZZ】LIBERTE SURVEILLEE ダニエル・ユメール 『澤野工房』(CD2枚組)
【SKE333018.19】
【パーソネル】
Daniel Humair : drums
Marc Ducret : guitar
Bruno Chevillon : bass
Ellery Eskelin : tenor sax
【収録曲】
1 Give Me The Eleven (Disc1)
2 Urgence
3 Ira Song
4 Missing A Page
5 Triple Hip Trip (Disc2)
6 Salinas
7 Mutinerie
8 Amalgam
【ライナーノーツ】
ユメールのうねるリズム、デュクレのハードエッジなギター、エスケリンのクールでビターなサックス、そしてジェヴィヨン超絶技巧のベース。安定したリズム隊の上をサックスとギターがチェイスするテーマや、卓越した各々のソロ演奏、ヨアヒム・キューンの曲を三曲取り上げているところなどが、この作品の聴き所。トリオのシャープにしてめまぐるしい動きに悠然と乗っかり、肉厚のテナー・トーンでホットなブロウを繰り広げるエラリーはとってもセクシー。
2001年6月、パリでのライヴを収録した2枚組。
【録音年:2001年 発売日:2001.12.25】
『きよしの今月のこの一枚!』に選ばれたJAZZ CDです!『2010年11月』
当ショップ(私)の一番好きなパターンのJAZZCDの一枚です。
スーパーセッション、ライブ録音、新しいJAZZ、澤野工房とくれば、文句なく買いだと思いますよ!
オーナーが澤野さんに注文を入れた途端、『一発目からこれですか!』と驚かれたそうです。『これは、ストライクゾーンが相当狭いんですわ、当るとはまる人は嵌るんですけどね!』とのコメントをいただいたと言ういわく付きのCDです。
60年代の後半に、と言うことは私が学生だった頃のことですが、当時、一世を風靡した、いわゆる『New JAZZ』の範疇に入る音楽だと思いますが、私が気に入ったのは、何となくアルバート・アイラーを思い出させるテナー(ELLERY ESKELINの音と、迫力のあるドラムにささえられた、エレキギターとテナーのバトルと言う、あまり聴いたことのないセッションも珍しかったからです。
ヨーロッパJAZZと言うことで、おそらく、当時のそれとは、音楽的にも数段進化している(私には分かりません)のでしょうが、録音の良さは、当時とは比較にならないほどで、私にもよく分かりました。
『音楽に癒されたいと言う軟弱者』以外の方にお勧めします!