イギリスの陶磁器メーカー、ジョンソン・ブラザーズ社(Johnson Brothers)のサラダプレートです。
ジョンソン・ブラザーズ社は1883年にイギリスのストーク・オン・トレント市ハンリーにて同市の作陶の名門、ミーキン(Meakin)一族のアルフレッド、フレデリック、ヘンリー、ロバートのジョンソン四兄弟によって創業されました。イギリス国内での成功を納めた後、南北戦争終結後のアメリカに向けた輸出品の生産でシェアを伸ばし、20世紀初頭から中頃にかけて順調に事業の拡大を続けます。1968年にウェッジウッドグループに統合され、以降今日に至るまでブランドが存続されています。こちらが作られたのは1990年代末期、生産拠点を中国に移す以前のジョンソン・ブラザーズ社がイギリス国内で生産を行っていた最後期の頃のお品です。
シーサイド(Seaside)はデザイナーのコレット・ルイス・ビショップ氏(Colette Louise Bishop)が手掛け、1998年から1999年にかけて生産されたシリーズです。その名の通り海辺の風景をあしらったデザインで、幾つかのバリエーションが確認されています。
目立ったキズ、汚れなどは特にありません。