20世紀後期にプライス・アンド・ケンジントン社が製作したフェイス・ポット。
フェイス・ポットはその名の如く「顔」を模したオーナメンタルな陶製容器(キャニスター)のことで、1960年代から70年代頃にイギリス、ストーク・オン・トレント市中の様々な工房で作られていたコレクタブル・アイテムです。特定の食材(野菜や果実の加工品)専用容器としてデザインされており、それらをモチーフに擬人化された顔がとてもコミカルで賑やか。タマネギ、キュウリ、ビーツなどを擬人化した器の上部にはラベル代わりに英語でそれら食材の名前が書かれているのも特徴です。
こちらは"CHUTNEY"(チャツネ)とあるように、ペーストやパテなどを入れて使う保存容器です。