19世紀から20世紀前期にかけて南フランスはナンシー県の著名なガラス工房に名を連ねたミューラー兄弟工房が製作した斑紋ガラス製のハンギングランプボウル。
このお品の特筆すべき点は一つの作品としてのバランスです。オリジナル鍛鉄製パーツの仕上がりに加えて斑紋ガラスの色合わせも見事。山繭(やままゆ)を彷彿とさせる淡いエメラルドグリーンをはじめ、微妙なニュアンスの黄緑色を数種組み合わせた斑紋ガラスのランプボウルは珍しく存在感抜群です。またサイズそのものも大柄なので迫力があります。
市販のE17電球(白熱球、蛍光灯、LED電球)がつけられます。60Wまで対応。電球は別売りです。取付は引天井直付け、ソケットは真鍮製のねじり式、コードは茶色です。ソケット、コードは新品です。天井吊り元からシェードの下部までで全長480mmです(天井部に取り付け金具を使用する想定です。その場合、金具の高さを含めてちょうど500mmになります)。