森野吉野葛本舗の「みゆき印の吉野本葛」は、葛の根に含まれる澱粉だけを、地下水を用いて繰り返し精製、乾燥させた、添加物を一切含まない自然食品です。葛粉の粒子は大変小さく、繊細で滑らかな食感が特徴。コシ、粘り、透明感に優れ、涼感を誘う夏の和菓子や日本料理等、様々な食材に幅広く使われております。また、体内に吸収されやすく、体を温め癒す効果があるといわれ、風邪など、体調を崩した際にも重宝されます。漢方薬の「葛根湯」は文字通り葛根が配合されています。森野吉野葛本舗のある奈良・大宇陀において、冬の地下水で葛を精製する工法を吉野晒し(よしのざらし)と呼びます。出来上がったものは葛粉の中でも特に良質な「吉野本葛」と呼ばれ地域ブランドとして保護されています。尚「本葛」とは、葛の根から取り出したでんぷんだけを原材料とし、寒水に晒して精製したもので、商品の一括表示に書かれている原材料名は「葛でん粉」もしくは「くず粉」と表記します。「葛」とは、主原材料に葛でんぷんを用い、従原材料としてさつま芋から採取した甘しょでんぷんを混合したもので、原材料名は「葛でん粉・甘しょでん粉」と表記します。