Origin of the Grape
ALBILLO MAYOR
1921年に植樹された小さくて美しいぶどう園が、2021年その100周年を迎えました。そこで育つ葡萄はリベラ・デル・ドゥエロの至宝と言われるアルビージョ・マヨール品種です。この古代品種の葡萄は表情豊かな熟成用白ワイン向きで、100周年を機に限定生産を開始いたしました。
5世代にわたり栽培されて来た葡萄の魅力が、その香りの複雑さ、シルキーさ、そして独特な個性で感じ取れます。
100周年を迎えたこの「パゴ デ ラ テヘラとオントリア デ バルデアラドス」と呼ばれる畑には1921 年にホントリア デ バルデアラドス (ブルゴス) という美しいぶどう園の新種が植樹されました。葡萄畑にはクラレテでお馴染みの「カルメン・バイ・コメンヘ」にも使用されるテンプラニーリョや他の黒葡萄品種も混ざり合っています。
土壌は、適度な石灰岩含有量の粘土ローム質、葡萄畑は丘の中腹にあるオーク、ホルムオーク、ビャクシンの林で霜から守られています。この林が素晴らしい生態系で良質の自然酵母が育ちます。
現所有者のマルコスは先祖から受け継がれた手作業の技術と伝統を重んじる運営で、有機栽培された今では非常に希少なリベラ・デル・ドゥエロのこの特別な品種の純粋さと独創性を守り続けています。
適正温度: 11-13度