呼称: Nika Tarieluna 2020タイプ: オレンジ・辛口品種: ル
建築家であり彫刻家であるニカ・バヒア(Nika-Bakhia)が、彼の感性でアートピースとしてのワインを造り始めたのは2006年。カヘティの地で小さなブドウ畑と古いセラーを購入し、グルジア最古の白品種である「ルカツィテリ」ほか、ジョージアン品種を有機栽培で管理し、グリジアの伝統的なスタイルでワインを造っています。
ジョージア王朝様式の屋根の下、土中にクヴェヴリ(中面を蜜ろうコーティングしたセラミックの壺、アンフォラのようなもの)を埋め、その中で自然発酵させ、そのまま熟成、So2は最小限、ノンフィルターで瓶詰め。
自然の恵みであるブドウの作柄が毎年変わる事も、創造の源のひとつとして、毎年新たな気持ちでワインを仕込んでいるそう。彫刻や絵画などと同じようなクリエイティブな事として、感性に触れるワインを造り続けています。エチケットもそれぞれ彼の作品で(かわいいイラスト)、1本1本手描きでナンバリングが施されています。
土中に埋めたクヴェヴリ(中面を蜜ろうコーティングされた素焼きの壺)で発酵・熟成させる、世界無形遺産にも登録された、グルジア伝統醸造法で造られます。
建築家でありアーティストのニカ本人が手掛けたイラストのエチケットも印象的。「タリエ」は奥さんの名前から。