■特徴 ・リング状の持ち手なので、様々な握り方、固定の仕方に対応できる。 ・プラスチック容器の蓋部の振動がチェーンを介して手に伝わる。 ・チェーンが抜ける方向を振動がはっきり示してくれる。 ・大きな手の動きでも取り組める。 ・終点(抜ききる)がはっきりしている。 ・振動が、手の動きの連続的なフィードバックとなり、自分の身体の動きに実感を持ちにくい子ども でも身体の動きの方向・大きさ・速度を感じ取りやすい。 ・抵抗の強弱は穴につけるスリットで調整が可能。 ・握る方と引っ張る方のそれぞれの手に固定が可能。麻痺があるからと諦めていた人も両手の協応を体験できる。
■セット内容(大きさmm) ・本体:握りリング(直径130φ/太さ20) タッパー(直径65φ/高さ35) ・部品:輪付きチェーン(太さ4φ/長さ400)
■ 課題 ・チェーンを振動が感じられる方向に引っ張る。 ・チェーンを容器から抜ききる。 ・チェーンを片手でたぐり寄せるように引き抜く。 ・チェーンを両手でたぐり寄せるように引き抜く。 ・片方の手でリングを握り、もう片方の手でチェーンを引き抜く。
■ねらい ・「入れる」「出す」などの目的のために手段として手を使う。 ・叩く、投げるなどの粗大でまとまりのない動き(感覚遊び)からなめらかな目的的動き(目的的遊び)へ誘 う。 ・方向性のある手の動きを引き出す(特定の方向でないとチェーンは抜けない)。 ・連続性・持続性のある操作(チェーンを引き続け抜く)を引き出す。 ・片手でのたぐりよせ(引いて手を離してまた持っての繰り返し)を引き出す。 ・両手の協応(引いて手を離して別の手で持って引いての繰り返し)を引き出す。 ・両手の分離(リングを握る手とチェーンを引く手)を引き出す。 ・目と手の協応を促す。
■注意(購入する前に必ずお読みください) ・1つ1つ手作業で制作しているため、色や形に若干の違いや細かいキズが生じる場合がございますのでご 了承ください。