子ども主体・生活中心の教育シリーズ授業が変わる 単元が変わるニーズに応える特別支援教育 授業づくりのすべて【太田俊己 監修 千葉大学教育学部附属養護学校 著】
本書は、千葉大学教育学部付属養護学校が著す「子ども主体・生活中心の教育シリーズ」3冊目に当たります。第1冊目は、「ものづくり・学校生活づくり」。学校生活づくりの中で生み出されたさまざまな「もの」に焦点を当て、子どもの学校生活を豊かにする「ものづくり」の実際をイラストや図解多く示しました。2冊目は「支援案の書き方・個別の支援計画」。実践をよりよく進める授業の設計図である「支援案」(指導案)の書き方と、個々の子どもへの支援の具体をつくる計画「個別の支援計画」(個別の指導計画)の記載を示しました。いずれも本校がその実践で大事にした、子ども主体の学校生活づくりの中で、生み出されてきたものです。第3冊目の本書では、もう少し実践そのままの、力動的で、変転する生の授業の「さま」、つまり授業づくりそのものに焦点を当てることにしました。日々の授業をよりよく進めることが、この特別支援教育の時代でも肝心だと考え、特別支援教育の風の中でも耐えうる養護学校(特別支援学級)の授業や、単元づくりの生の姿を示そうとしたものです。<はじめに より抜粋>
―目次―第1章 授業が変わる・単元が変わる第2章 遊ぶ・楽しんで作る第3章 作る・働いて作る第4章 作業で作る・販売会をする第5章 合宿をする・運動会をするB5判/128ページ