木目が孔雀杢のきれいな火鉢
黒柿の性質は、硬く、密度が高いため加工が難しく、取り扱いの難しい木材です。
しかし、この黒柿、磨けば磨くほど滑らかな木肌になり、美しい艶が出、完璧な模様が出ます。
この模様中、孔雀の羽根を思わせる「孔雀杢」は十万本に1本しか出ないといわれています。
この孔雀杢の火箸、大正末期、福島県二本松、中村長作氏製の火鉢で、経年のわりには大きな、イタミ、コワレはなく非常にきれいなものです。
■素材本体部:黒柿引き出し内部:14mm桐材取手:赤銅製
■サイズ本体:幅780mm 奥行410mm 高さ420mm炉:幅485mm 奥行330mm 高さ160mm
■状態、ご注意点ほか銅壺一式、灰ならし、火箸。細かいスレ、キズはございます。