風格のある総黒柿関東長火鉢
山形県庄内地方産の孔雀杢がきれいに浮き出ている総黒柿製の大型関東火鉢。
硬く細工が難しい無垢の黒柿材を、鍵組技法、造りの見事な取手、職人技で造り上げた希少な逸品です。
この火鉢の形の特徴は、奥行きを長くし、炉の「落とし」が正方形になっております。
約18mm厚さの黒柿無垢材、現今では大変希少品と云われています。
- 素材
本体部:黒柿、引き出し内部:桐材、取手:黒柿彫刻品- サイズ
本体:幅805mm 奥行605mm 高さ330mm
炉:幅465mm 奥行465mm 高さ165mm- 状態・ご注意点ほか
大正末の作と思われ、長年の使用にたえるしっかりした作りですが、その時期の「落とし」
上部は銅板、下部と底は鉄板で造られた物が多く、下部の鉄板が錆びており、これを銅板に造り変えております。
また古い物ですので、キズ、イタミはございます。