明治時代の球杢に覆われた関東火鉢
やや小型ですが、濃茶色のけやきが使用され、全面が素晴らしい球杢で覆われ、長い年月を歩んだ風格のある、落ち着いた火鉢です。
ケヤキ16mm厚の材が使われ、玉杢の素材が素晴らしく、吹き漆に良い風合いの色艶で仕上げた火鉢です。
炉縁と引出しの枠に黒柿が使用され、造りもしっかりした、趣と味わいを備えた火鉢です。
- 素材
本体部:ケヤキ
引出内部:桐材- サイズ
本体:幅640mm 奥行340mm 高さ260mm
炉:幅440mm 奥行280mm 高さ190mm状態- ご注意点ほか
中古の五徳、火箸、灰ならし付。
引出の裏面に記された文字で明治中期製と判断できる長年の使用にたえる作りの火鉢ですが、若干、経年的なキズ、よごれがあります。