こまやかな杢で覆われている関東長火鉢
欅の骨董火鉢の評価の基準として最も重要視されるのが装飾性の高い木目(杢)が使用されているか、で判断されております。
この火鉢の杢は、前面中心から円を描くように、細く、長くこまやかで、裏面まで火鉢全体を覆い、また左右両面は上部から急流の流れを表すような杢です。
上部、黒柿の「わく」と微妙なバランスがあり、造りもしっかりした良品です
■素材本体部:ケヤキ引き出し内部:13mm桐材取手:赤銅製
■サイズ本体:幅730mm 奥行400mm 高さ410mm炉:幅480mm 奥行330mm 高さ155mm
■状態、ご注意点ほか昭和初期の作と思われ、長年の使用にたえるしっかりした作りです。