体系的なトレーニング理論が確立していなかった90年代に発表された、トレーニング理論の古典。
その包括的な哲学やスタイルは古びず、今なお輝きを放つ!
今から約30年前(1993年)にアメリカで出版された本書は、
運動生理学、バイオメカニクス、スポーツ心理学といったスポーツ諸科学の幅広い知見にもとづいて、
クライミングに必要な技術・筋力・心理学を分析した。
クライマーにとって永遠のバイブルともいうべき本書を、装い新たに復刊。
●デイル・ゴダード
80年代のアメリカにおけるエリートクライマーの一人。
当時、5.14の高難度ルート開拓に励む一方で、クライミング理論や倫理の問題に精力的に取り組んだ。
●ウド・ノイマン
ドイツの体育科学者。競技カヌーの元チャンピオンで、長らくクライミングのドイツチームのコーチを務めた。