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MLD  D5  CEREOM(Vibrant-ETC)1.0mペア画像

MLD D5 CEREOM(Vibrant-ETC)1.0mペア

¥39,000
在庫あり
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MLD  D5 CEREOM

MLDはMorning Lunch Dinnerの頭文字を取ったブランド名です。TMDのサブ・ブランドで低価格・高音質であることが特長です。


MLDでは価格帯を三つに分けており最も低価格なMoringシリーズ、中堅のLunchシリーズ、そして最も高音質なDinnerシリーズがあります。


今回のMLD MLD  D5 CEREOM はDinnerシリーズの製品ですが、内容はトップランクでこの段階に近づける内外高級ケーブルは数少ない事でしょう。使われた線材はTMDの豊富なVintage Wireの銘品の中から選ばれております。



MLD  D5 CEREOM


CEREOMETCモードは1.44近くなのですが少し変則的である意味、限りなくNORMAL CABLE(普通一般のケーブル、左右同体)に近い音場を持ちながら実は空間描写はしっかりETCなのです。従って一般的なケーブルの音場を望む方にとって唯一の選択肢かも知れません。KGB要素は入っておりません。VIBRANT形式です。
※左右のホット側に別の導体を使ったETCケーブル。








渋いっ! 重いっ!! ←褒め言葉です。描画のタッチはまるで印象画のようである。つまり線は細くないのだ。だが立体感がある。これは不思議なことだ。それぞれの音の表現は実にリアルなものだ。そしてそのリアルさが心地よい。つまり音の角を鋭角的に立てていない。なのに不思議と立体感が濃厚にある。例えば印象画の絵画が3 Dになったような感じだ。この現実的なリアリズムは貴重だ。




絹漉しとか綿漉しの豆腐がある、そのようにこのケーブルの音は何かを漉して出ている。クリアー(透明)では決してなく絵の具ならばガッシュとか油彩だ。大抵の印象派的なケーブルは音の位置が茫漠としていてHIFI的にはよくない。なのにこのケーブルは音の位置がキリリと明確で揺るぎがない。ETCにすると立体感が出てくるがモノクローム的なドキュメント性は逆に薄れていく。このケーブルの場合はモノクローム的なドキュメント性が何と立体的に表現される。


ピアノトリオの音響の内部に深く顕微鏡のように潜り込むなら、こんな音が聞こえるに違いない。鬱蒼と樹木が生い茂る中、枝の上には様々な生き物が棲息している。辺りはほの暗く午前4時頃の光が射し込んできている。そんな印象を抱く音だ。この混沌としていながら個々に個性を放つ音はこの曲の個性だ。そういうものが有り有りと浮かんで来る。すごい濃厚なリアリティ。



この声をちょっと聴いただけでわかるのは、声の高次倍音域がしっかり出ていることだ。だから声の子音もはっきりと聴き取れる。だが全体としては高域は決して上がっていない、むしろ元ソースのままなのだ。そういう所がこのケーブルのシックでありアダルトでもある所だ。



あ、いいな!、、懐かしさに溢れるような感情が喚起される。そんな感じのイントロをこのケーブルは良く出してくる。心が暖かくなっていく・・そして声がいいね!ボーカリストがしっかり其処に立っている。


冒頭のシタールやタンブーラの持続音が香の煙のような陶酔感を味わえる。この煙のような物のたなびくのが目で見えるような感覚がある。それでいて他はソースそのものなのだ。高域が持ち上げる事はない、しかし音の立体感は相当なものでしかもそれが自然だ。
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