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Grigg's 4 Kellogg(1m pair)FINAL CABLE 画像

Grigg's 4 Kellogg(1m pair)FINAL CABLE

¥50,000
在庫あり
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Grigg's 4 はFinal Cable最上位素材のGrigg'sを用いた四天王ケーブルです。四天王なので全部で4組、それぞれに異なる魅力を持つ最良の音質を具現化しています。

今回、ご紹介するGrigg's 4 Kelloggは四天王の中で最初に紹介する素晴らしいケーブルです。


Grigg's 4 Kellogg




Grigg's 4 Kelloggはその名の通り究極素材グリッグスと銘ワイヤーであるケロッグを組み合わせた最強タッグです。ケロッグはアメリカ製のとても古いワイヤーであのWEを超えると言われているアメリカ最上位のワイヤーです。その音は中域にえも言われぬ厚みと太さを持ちます。一方のグリッグスは繊細の上にも繊細な世界があると証明したある意味、神秘的なワイヤーです。こちらはイギリス製の1873年の物です。
この2本をHOT側に使用しGND側はKGB仕様のしかも第三世代的ETC仕様なのです。VIBRANT様式でもありますのでTMD最新技術の"全部乗せ"ファイナル・ケーブルという事ができます。このGrigg's 4 Kelloggの最大の成功はGrigg'sの超繊細なデリカシーとKelloggの持つ音の太さ、厚み、安心感が完全融合した事です。これまでもGrigg's素材を利用しての試みは色々あったわけですが、今回の"四天王"シリーズほど見事な成功を収めた例はかつてありませんでした。

Grigg's 4 Kellogg(1mPair)

Grigg's 4 Kellogg(1mPair)




Grigg's 4 Kellogg





ケーブル試聴文 by  日比野 真

Griggs-4- Kellogg

Kate Wadey / Hundred Years From Today
⑤Angel Eyes
ハッとする再生音で指先に力が入り両手を握りしめた「ウ~ン」これは只者ではないぞ、このケーブル。一旦停止ボタンを押しもう一度初めから聴いた。アコースティック・ギターから始まるヴォーカルとのデュオを、ケーブル交換し聴き始めた途端の出来事だ。もう一度「再生」ボタンを押し聴く。「同じだ」、さらに力が入り息を止めている。「今、何をされているのだ」。「こうだった」。どの音にも鮮明な余韻が寄り添い、しかも「生音」、原音から響いている。反響で足されているような音の広がりとは別格。生より生々しい。当然、濁りのない繊細な口元の動きが伝わり、遮るものが一つもない近接した吐息も冷たさはなく、優しい人肌の温もりがとても新鮮だ。
アコースティック・ギターの6弦やピックの動きはこのケーブルにするとより明確になり、さらには弦を押さえる指の力加減や爪弾くピックの角度まで見えてきそうだ。強靭でシナルように描く6・5・4弦の中低音の領域は、耳を疑う美しい透明感と堅牢な力強さをGrigg's 4 Kelloggは両立させてしまっている。  

白崎彩子/Existence
④Embraceable You
聴きどころは出だしのシンバルで、中心からどの位置を打つのかを見事に映し出し、繊細なブラシ・ワークが答えている。役割の違うシンバルの種類や大きさ、厚みまでをも浮彫にし、名手ルイス・ナッシュ(Ds)がジャズ・ピアノ・トリオとしてリズムが最重要であることを、このケーブルに交換することでと真先に教えてくれる。
この演奏が持つクリスタルのような硬質な部分にいかに輝きを増すかも成し遂げた結果、そこには捉えどころのない量感ばかりで溢れるような低音は不要とした。
Grigg's 4 Kelloggにケーブルを替えて覚醒したのは、ベース奏者の意志が伝わる明確な輪郭だった。ジャズ・ベースの要となる「ブルル~ン」とウッド・ベースのネックと弦との近接感がさらに主張され出し、指で矢を射るような「キリキリ」と絞る弦の一節一節を激震させ見事に描写している。

ここまで聴くとGrigg's 4 Kelloggによって担うこれからのオーディオ・ケーブルの音の役割とは、
「ケーブルを替えることでしか到達出来ない音を出すことだ!」、と決定付けている、それが現実に今ここにあった。

ジャズ・ヴォーカルをもっと聴きたくなる・・・・・・
Grigg's 4 Kelloggはそんなケーブル、追加で聴いた試聴曲の二人。
一人目
ダイアナ・クラール(Vo)で1998年のホエン・アイ・ルック・イン・ユア・アイズから同曲を聴く。ストリングス入リバンドのバックで歌が始まり、このケーブルにすると粒立ちのよい楽器のディテールがさらに鮮明になる。語るように哀しみを増すギターと卓越した歌声で心を奪われると、名門NYアバター・スタジオの録音なのに今まさにMCや拍手までが聴こえてきそうになる。ケーブルが自宅をライヴ会場に替えてくれている。
二人目
クレア・マーティン(Vo)2012年のトゥ・マッチ・イン・ラヴ・トゥ・ケアからエンブレイサブル・ユー。歌声を予感させるピアノ・ソロから始まり、リアルな聴こえ方は目線までが音となりそうだ。抑制の聴いた円熟のデュオはこのケーブルならではの、細部にわたり音として語り掛けてくるのが伝わる。

When I Look In Your Eyes/ DIANA KRALL
④When I Look In Your Eyes


Too Much in Love to Care / CLAIRE MARTIN
②Embraceable You



人間の身体を含め、モノには方向性が存在する。その方向性は音楽のモチーフのようなもので、開花させなければ数小節の音形にしか見えないが、その方向性たる要求に耳を傾けて具現化させていくとそのモノの方向性に由来する魅力が最大限に発揮されかつどこにも人為的な「虚飾」のない長大なフーガという建造物が目の前に立ちはだかる。

ヨハンセバスチャンバッハはDas Wohltemperirte Clavier第2巻(Zweiter Teil, BWV 870〜893)においてこのことを誰よりも深く探求した。

これと同様にして、Griggという素材の方向性に耳を傾けて発見された組み合わせの一つがこのGrigg’s 4 Kelloggである。

一聴してファイナルケーブルの品格を隠しきれない圧倒的硬質さと実在性である。
いわばモニター的であり実在的、リアリティのある音であり求心力がある。

熱気はどちらかといえば控えめで、余韻やカタルシス、甘さを排したような音であり、音離れが良く、俯瞰的、見通しの良さがある。

Grigg’s 4 Kelloggの魅力はこのリアリティと見通しの良さだけではなく、中域に特筆すべき触感がある点だ。最大の特徴は中高域にかけての麻薬的な音の迸りによって醸し出される色気だ。
古楽器で言えば、フレンチチェンバロの特有の音色を
最も的確に表現し得るケーブルである。

また、芯の太い音であると同時に音が重すぎず軽快である。音が重い傾向のあるケーブルと比較すると、ランフラットタイヤをラジアルタイヤに
履き替えたような身軽さがあり、硬質でありながら軽やかである。ハンドリングは油圧というより電子制御だ。
多数の対旋律を含んだ複音楽において特に効果的であり
大編成の録音においても主旋律がくっきり聞こえるようになる。

弾けるような金属音、弾む音のリアリティは特筆すべきである。
一つの金属の撥弦が、一つ一つが金属の束なのだ。いわゆる「原音再生」を目指すオーディオ愛好家であればこのリアリティを経験しない手はない。







Griggs-4- Kellogg


スピーカーから飛び出した残響音が放射状にぱぁーっと拡がると同時に、各楽器はリスナーの周囲にくっきりとした像を結び、なめらかで心地よい圧がリスナーの身体を包み込んできます。その音空間がとても濃密で、耳の周りの気圧が上がったかのように、ギュッと抱きしめられたような感覚を覚えます。

サステインや反射音、残響音はニュアンス豊かで明確、直接音やアタック音はドキドキするほどリアルかつ濃厚です。
だから、演奏者の伝えたいこと、演奏ニュアンスに、いちいち反応してしまう!

このケーブルは、どちらかというと、少し離れた場所から音を冷静に見渡す「俯瞰型」ではなく、音の渦の中で演奏者と音楽を共有する「没入型」に近いと感じます。その音楽の渦の中から、様々な楽器やボーカル、諸々の音の要素が、ポンポンと飛び出しては、リスナーの耳元にアピールしてくるかのようです。そう、「聴き取らなくていい」のです。「聴かせてくれる」んです。

特筆すべきは、かなりの大音量の楽器と同時に鳴っている別の楽器の弱音や微妙なニュアンスが埋もれないこと。
音量の大小や音色の違いに関わらず、個々の音の土台のようなものがゆるぎなくしっかりしていて全くブレません。
音楽を楽しむにあたってこんなに良いことはありません!

特にギターのピッキングの実在感は凄まじいです。
空ピッキングが明瞭過ぎて、その切り込みに驚き、
そのスピード感に圧倒される!

ドラムは、シンバルの種類、それぞれのサステイン、タムの径と位置が明確、、ボーカルや管楽器のビブラートが切ないほど繊細なのに明確!




Griggs-4- Kellogg


Close To You その厚みがあり、微細な部分まで良く見える音にまず驚愕!低域は図太く中域は豊かに厚く高域は抜けきっている音調。単純なパーフェクトを大きく超えた音がここに在る。何とも魅力的で圧倒される音世界に瞬間的に包まれた。単にスペック的にいい音なのではなく感動がドーンと全体的にやってくるのだ。感動に直結する音と言える。 
Red River Valley 出始めの渋いボトルネック奏法のギターの音が素晴らしすぎる、6弦のそれぞれに世界があるかのように、織り成される弦の多彩な表情にまず魅了される。次いで登場するカサンドラの声にぶっ飛んだ!リアルという言葉が陳腐になるような凄絶なハイパーリアリズムに更に太い動脈が走っている。直接、ハートに突き刺さってくるこの音は実にヤバい..危険ですらある、そうであろう、仮にカサンドラが自分の真横で歌い出したら・・そういうヤバさ、逃げられない迫力が圧倒的だ。オーディオの終着駅のような満足感にあっという間に持ってかれる..。




このケーブルでまず安心してしまうのが帯域バランスの見事さだ。正に八頭身美人でボンッ、キュッ、ドンなのだ。無論グラマラスだけではない、清楚な淑女的側面も持ち合わせているという超越ぶりだ。声が、ギターがドラムがヤバい。これは実にヤバい音だ。ケーブル交換だけで一気にこの世界が現出してしまうのはちょっと異常だ。しかし、私にはそう感じるのだから仕方がない。



ザラついたドブロ・ギターか何だかわからないが古びた木造船のような風情の音。この渋くそれでいてパワー漲るギターの音にまず痺れた。一方、Kateの声ときたら少女の幼さを残しつつ成人した美人のような色気を感じる。この曲はギターと歌だけなので他の音は出てこない。必要無いのだ。もう十分に二つの音だけで世界が出来上がってしまっている。いやこの二つだからこそのDEEPな世界が
Griggs-4- Kelloggによって眼前に展けているのだ。



右の方で叩いているシンバルの音が聴きどころ。ピアノは左側が低音弦で高域に行くに従って右に行く。ベースは中央だ。この録音表現全体で良い部分は、良い意味での音の円やかさ、つまり丸みが保たれていること、これがひしゃげて先鋭になるのでは意味がない。元の音が醸し出すある意味の本来の"丸さ"これを保っている。音がシャープになると大抵は先細りになったり波形が変形しやすい。それが無い。ここは大事だ。楽器の元の形を保ったまま定位の切れがあると言うのが素晴らしい。




何と言うかこの音に含まれる成分のそれぞれが全て薬効があるような音。しかも、その成分のそれぞれが猛烈に効く。意味のない成分は無いのだ。この何グラムかは知らないがKelloggという名の薬はオーディオ薬として完璧に効果がある。つまり効くのだ。効かないケーブルなどに交換しても意味がない。この効果の幅はとても広く言葉にまとめるのは難しい。敢えて簡略して言えば ALL GOODだ! あそこがいい、ここがいいというのはこのケーブルの場合、意味がない全てがいいからだ。そして音が重合する事で新たな味わい深さも生まれている... 稀有なケーブルだ。



このケーブルの一番良いところは余り元のバランスを変えない所だ。いい音と呼ばれるケーブルには元の音をすっかり変えてしまうタイプもあるが、このケーブルでは逆に元の録音バランスや基本的な音色感は余り変えない。録音エンジニアやプロデューサーの企みはその通りに再現してやろうという誠実さをそこに感じる。忠実度の高さだけではない、元々の配置に素晴らしい色彩を加えてくる。いや色は元々あったのだが彩度が薄かった。この彩度が蘇る事で音の鮮度が上がるのだ。また音によってそれぞれ異なる「良い音になる」アプローチをしてくれる。演出家が適切なコントロールをそれぞれの役者に施すように。モニターライクなケーブルは普通はつまらない音がしやすいが、これは別格だ。



この曲は冒頭のトライアングルの音さえ聞ければ立ち所にそのケーブルのHIFI度がわかるという便利なものなのだ。まずこのトライアングルの透き通った金属質の音がとってもいい。そして右側から出てくるマラカスは大事なのだがこれはいいし、全体のハーモニーバランスも整っている。そして曲を聴くほどに味わいが増してくるタイプでグイグイと曲の世界に引き込まれていく。飽きるところが無いというか曲を贔屓してしまうようになる。これはありそうで無かったタイプだ。やはりGrigg'sとKelloggを混ぜたのが正解だったようだ。



単に音がいいとか悪いでなくいちいちの音に感動できる。オーディオという行為の最終目標に感動や満足、至福、悦楽のようなものがあるとするなら、このケーブルはそれに直結する。スピーカーやアンプ、音源側をどんなに買い変えてもこの音は出せない。この音はケーブル交換でしか出ない!!









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