Conclathoth
Conclathoth
Conclathothで深遠な海の底を覗き込むようなDEEPな音響世界が体験できます。ここでの主役はオーストラリア製のビンテージワイヤーです。この0.38mmΦのオーストラリア製の素晴らしく音の良い布巻き銅線をオーディオケーブルに使っている例はありません。唯一Conclathothだけが使用しているのです。つまりこれと同じ音がするケーブルは世界を見渡しても無いのです。
英国製の古い時代※19世紀の銅の棒、これが低域の要となります。常識的な発想では辿り着けない音の世界には常識的なアプローチでは届かないのです。
ロシア製の美しい音がする1950年代のビンテージワイヤーも隠し味として使っています。このケーブルの面白いところは曲の中の空間処理的に面白い場面になると一気に豹変する所です。通常のステレオ体験を超えた空間の広がりそして解像度やセパレーションが物凄い事になっているのに気が付くのです。VOCALはエッジを強調していないのに、明瞭であり、歌手の真実と対面する事さえ可能です。
リスナーの近くで音像が結び、その再生音にダイナミックな遠近感をもたらします。リスナーに当事者意識をもたらす、ライブ最前列系の音空間ですね。アクティブなリスニングが楽しめます!
音場全体の視界は、音像が混みあってきても、非常にクリアな状態をキープします。空間が良くほぐれているというか、前後左右の音同士が混濁することなくスムーズに放射され、バンドアンサンブルの個別詳細が容易に聴きとれます。
よく整備された高速道路を無数の車がよどみなく行き交うかのようです。音を前に出すタイプですが、至近の狭い範囲だけで完結することなく、遠景は遠景で同じ精度で表現できる二刀流。
音色の方は、ボーカルやメロディー楽器の音が充実していることに気付きます。ですが、全体的には、バランスの良いしっかりした音です。高中低どの帯域も良く出ていますが、高域のみ極々わずかに控えめな印象です。それが故に、近くに定位するボーカルやメロディー楽器は、角の取れたなめらかさと生々しさがハンパないです!
クラシックを聴いてみると、弦、金管、木管、打、どの楽器の音色も響きも申し分ありません。Jazzもライブハウスにいるようで生々しい! ロックも濃い音で味わい深い、、 どんなジャンルもいけますよ!
乗り出して良し、俯瞰して良し。 正確で熱い!!