■ 白
■ やや甘口
■ 原料品種:甲州種
■ アルコール度:11.5%
■ 飲み頃温度:7℃~9℃
甲州種は、1200年以上前から栽培されているといわれる歴史のある品種です。
このワインは厳選した山梨県産甲州種ぶどうを使用し、最適なブレンドを施したにごりワインです。白桃やパイナップルのような甘い果実香に、ミルキーで甘酸っぱい風味と素材本来のコクが楽しめます。
キムチを使った韓国料理やクリーミーなチーズとのペアリングがおすすめです。
【造り手の想い】『シャンモリ 山梨県産にごり甲州』は、「にごり酒」の楽しみ方や、「シュールリー」製法を参考に、不活性酵母に由来するにごり成分を含ませることで、一般的な澄み切ったワインには無い、クリーミーで深みのある味わいを実現しております。
「にごり酒」の古くて新しいワインの楽しみ方を『シャンモリ 山梨県産にごり甲州』で是非ご堪能ください。
【エピソード】お酒を造る工程では、原料に由来する澱(おり)が生じ、沈澱物や、にごりとなって現れます。これらの澱の成分は、ワインの場合ではブドウに含まれるタンパク質や、酒石酸、果汁を醗酵させ役割を終えた不活性酵母などです。近代では、醸造技術の進歩により、より洗練されたすっきりした飲み口が一般的となってきました。
しかし一方で、澱を残したままの「にごり酒」は、コクや深みがあり、特に日本酒においては現在でも広く楽しまれています。また、ワインにおいても、「シュールリー」(フランス語で「澱の上」)という製法では、澱引き時期を遅らせ、ワインと澱の接触時間を長くとることで、澱からアミノ酸(うま味成分)を抽出する方法が広く用いられています。
『シャンモリ 山梨県産にごり甲州』は、これらの「にごり酒」や「シュールリー」を参考に造られた「にごりワイン」です。