ビーグルは2本マストの小型戦艦(ブリッグ型スループ)として1820年にウーリッジ王立造船所にて建造されました。ブリッグ型スループにはクルーザー級とチェロキー級がありますが、ビーグルは後者に該当します。このタイプの船は、海難事故に遭遇し沈没したことが多かったことから、「棺桶ブリッグ」と船員から別名をもらっていたようです。建造当初、海軍では必要とされず5年間予備艦にまわされ、1825年に水路局で測量船の任につきます。そして1830年ごろに本国に帰国し再度予備艦になる予定だったのですが、南米調査を行う船の傷みが激しいことから、その船に代わって再度調査船となり、史上有名な、ダーウィンをのせた航海にでることになります。なお最初の航海の際にバークに改装され砲門の数も6門に減らされています。また、2度目の航海の際に、甲板の高さを変えたり、外板、銅板、避雷針を追加し改装されています。
日本語訳付属初心者マークをつけたのは、ビデオで解説されており、つまづく箇所が少なくてすむと思われるからです。工作レベルは初心者や入門ではないと思います。
製作動画をまとめました。ぜひご覧ください→★★