1787年、ロシア帝国海軍黒海艦隊に所属していたといわれる12門のブリガンティン船です。当時のロシア帝国は女帝エカチェリーナ2世の統治下。1776年、女帝の寵臣グレゴリー・ポチョムキンによって設立された黒海艦隊の作戦においては、多くの私掠船が参加していました。1787年から始まる第2次露土戦争。ロシアの黒海における制海権を決定的にしたテンドラ沖海戦や、カリアグラ沖海戦においても名将フョードル・ウシャコフの指揮のもと多くのブリガンティンが参加しています。当時の雰囲気を現在に伝える一隻です。精密滑車使用・セイル用の生地を含みます。(縫製済みではありあません。縫製済みのセイルも別途販売しています。2021年7月より、3Dプリンターによるパーツに切替えられています。(写真掲載分は、フェニックスとポロツクのものです。)製作動画をまとめました。ぜひご覧ください→★★