リシュリューの時代から1850年までの大砲の研究。青銅製や鉄の銃身、架台、舷窓、艤装、大砲の使用法、榴弾砲や迫撃砲など幅広く取りあげ、海軍の大砲や砲術の変遷を紹介します。(弾道学や冶金学については、その重要性を認識しながら一瞥して引用するにとどめています。)また、一次資料や公文書の入手が困難になってきている中、本文中では、フランスの公文書館に所蔵されているオリジナルの海軍図像のエッセンスを再現した93枚のファクシミリプレートを贅沢に使用しています。(出版社ANCREの販売カタログからの趣旨抜粋)