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●『日本語で考えたくなる科学の問い〔文化と社会篇〕』準拠
「語・コロケーション・慣用句・表現文型」の視点で学べる、新しい書き込み式日本語練習ノート!
[日本語能力試験N1対応・アカデミックジャパニーズ教材]
本書では、N1レベルの日本語能力試験やアカデミックな場面で用いられやすい重要表現を
「語・コロケーション・慣用句・表現文型」の観点から量的・質的調査を用いて計407項目に選定し、
その用例や用法などに関する約15万字に上る詳しい解説と、運用練習するための計825の設問を設けました。
さらに、本書と同シリーズの教材である『日本語で考えたくなる科学の問い〔文化と社会篇〕』(凡人社)では、
本書に掲載された語彙・文型・表現がアカデミックな文章の中でどのように用いられるかを示し、
本書と連動した効果的な学習ができるようにしました。
[利用方法と育成される能力]
本書の利用方法は二通りあります。まず、本書を一冊の独立した教材として使用することが可能です。
掲載されている新出語彙と文型について、語彙解説と文法説明を読みながら理解を深め、さらに設問で実践力を養ってください。
次に、本書と先ほど述べた『日本語で考えたくなる科学の問い〔文化と社会篇〕』とを併せて使用することも可能です。
幅広く深みのあるテーマで書かれた文章を味わいながら、本書で学んだ語彙・文型・表現が文や文脈をいかに構成し、
どのように使われているかを確認し理解を深めましょう。練習問題や解説を通して知識を定着させることで、
学習効果を倍増させることができます。ぜひ併せてご活用ください。
本書は、上記のように充実した内容を備えているだけでなく、紙面や構成にもたくさんの工夫が凝らされています。
例えば、言葉を受動的に学ぶのではなく、能動的に学習できるように設定された「書き込み式」レイアウトもその一つです。
他にも様々な側面から、読者のみなさんが日本語を捉え、考察し、運用するためのサポートが満載されています。
日本語能力試験N1合格とアアカデミックジャパニーズの力を伸ばす上で本書を存分に活用していただき、
豊富な言語知識と、その知識を運用することができる総合的な日本語コミュニケーション能力育成を実現していただければ幸いです。[もくじ]
Lesson1
I. 文字・語彙・コロケーション
近年 / 促進(する)/ 政策 / 汲む / 上昇(する)/ 支持(する)/ 獲得(する)/ 指摘(する)/ 気取る /敵に回す /
共感(する)/ むさぼる / 蔑む / ~系 / なじる / 多かれ少なかれ / バイアス / 自体 /進展(する)/ 確立(する)/
理論 / 時点 / 仮説 / 所属(する)/ 親しみを覚える /最小 / 引き起こす /促す / 画像 / 検証(する)/ 顕在的 /
表示(する)/ 配分(する)/ 総合(する)/ 被~ / 作り出す /踏まえる / 消滅(する)/ 解体(する)/ ひょっとすると /
解消(する)/ 繰り返す / もしくは /思いのほか / どのみち / 設ける / 前提 / 従来 / 御しやすい
II. 文型・文法
言うまでもなく彼は優秀だ /3月だとはいえまだ寒い / まったく勉強しなかったにもかかわらず合格した /
否定を表す表現〈わけがない・はずがない〉/ 累加を表す接続詞〈しかも・さらに・それに〉
III. 類義表現
上級レベルの基幹となる文法:受け身/「のだ」/「てくれる」
Lesson2
I. 文字・語彙・コロケーション
概念 / 提唱(する)/ 蓄積(する)/ 充実(する)/ 行政 / 多数 / 高まる / 多様 / 反応(する)/ 異~ /接触(する)/
寛容 / 愛着(する)/ 希薄化 / 不快 / 募る / 望ましい / 創造(する)/ 揉め事 / 垣根 / 他方 /想定(する)/ 誤る /
規模 / 弱 / ~弱 / 厳密 / 比率 / 拮抗(する)/ 言い換える / 極めて / ずば抜けて /多~ / 最大 / 制約(する)/
要因 / 他者 / 活気に溢れる / 進化(する)/ 適応(する)
II. 文型・文法
恩師からの依頼とあっては断れない / ご返信にはおよびません/ 仕事をやめてしまえばそれまでだ /混雑するのは祝日だけに限らない /
一年を通して(を通じて)晴れる日が多い /逆説を表す表現〈ものの・ものを〉
III. 類義表現
上級レベルの基幹となる文法: 「でしょう」と「と思います」の使い分け
Lesson3
I. 文字・語彙・コロケーション
題する / 空間 / 定義(する)/ 前掲(する)/ 挙げる / 公的 / 成熟(する)/ 共有(する)/ 中核的 / 秩序 /形成(する)/
顔見知り / 繰り広げる / 世渡り / 対話(する)/ 絆 / 強める / 伝達(する)/ 有~ /予想(する)/ 貶める / 行為 / 誠実 /
抑制(する)/ 若干 / 織り込む / 関わり / 客観 / 極端 / 褒め称える /規定(する)/ 認識(する)/ 思考(する)/ 普遍的 /
個別 / 数値 / 保持(する)/ 構築(する)/ 導く /推測(する)/ 根拠 / 骨組み / 捉える / 由来(する)/ 土台 / 本質
II. 文型・文法
指導教員の先生をはじめたくさんの方にお世話になった / マニュアルをもとにして働けばいい /詐欺と知りつつだまされた /
大胆というか、無邪気というか、みんなを困惑させる /並列を表す接続詞〈かつ・ならびに・および〉/ 比較選択を表す副詞〈むしろ・かえって〉
III. 類義表現
上級レベルの基幹となる文法:「ようにする」と「ようになる」の使い分け
Lesson4
I. 文字・語彙・コロケーション
生み出す / 柔軟 / 先進 / 世代 / とめどなく / 発言(する)/ 気兼ね(する)/ 結合(する)/ 効率 / 内部 /
向上(する)/ 取り組み / 半数 / 前述(する)/ 方式 / ひねり出す / ないし / 疑似的 / 成果 / 指標 /萎縮(する)/
収斂(する)/ 手法 / 実践(する)/ 取り憑く / 過~ / 健全 / 協業(する)/ 際する / 収益 /経費 / 主導(する)/ 大幅
II. 文型・文法
驚くにはあたらない / 現場の声に耳を傾けることなしに企画を立てた /家計を立てるためといえども仕事ばかりするのは許されない /
日本はもちろん(はもとより)中国や韓国、ベトナムなどでも / 対象・関連を表す表現〈について・に関して〉
III. 類義表現
上級レベルの基幹となる文法:「は」と「が」の使い分け
Lesson5
I. 文字・語彙・コロケーション
急騰(する)/ 開発(する)/ 先駆け / 特性 / 収集(する)/ 不要 / 巧妙 / 手順 / 組み合わせる / 欺く /保護(する)/
乏しい / 変動(する)/ 著しい / 複合(する)/ 横暴 / 抗う / 理念 / 初期 / 牛耳る / 大衆 /起源 / 崇拝(する)/
追求(する)/ 出現(する)/ 抑圧(する)/ じきに / 階級 / 優先(する)/関与(する)/ 支援(する)/ 転じる / 正規 /
報酬 / 伸び悩む / 当初 / 不安に苛まれる / 礼讃(する)/経る / 側面 / 課題 / 遂げる / 発生(する)/ 養う / 最新
II. 文型・文法
残念なことに失敗した / 景気回復にともなって待遇が改善される/添加を表す表現〈ばかりか・どころか・うえに〉/
事柄を始める局面を表す表現〈にあたって・に際して・に先立って〉/反事実的な意味を表す表現〈べきだった・はずだった〉/
できないことを表す表現〈わけにはいかない・がたい・かねる〉
III. 類義表現
上級レベルの基幹となる文法:「し」と「て」の使い分け
Lesson6
I. 文字・語彙・コロケーション
次ぐ / 変革(する)/ 領域 / 動向 / 講座 / 認定(する)/ 大量 / 投げかける / もてはやす / アプローチ(する)/事前 /
廃れる / 興る / 繋がる / 汎用的 / あたかも / 手短 / 判定(する)/ 内面 / プログラミング(する)/機構 / 設定(する)/
手掛かり / 提示(する)/ 対処(する)/ 当事 / 少数 / 程遠い / 慢性的 / 不況 /突入(する)/ 業務 / 補助(する)/ 上回る / 上述(する)
II. 文型・文法
転職を機にイメージを変えた / 表彰するに値する人物 / 予想・期待外れを表す表現〈わりに(は)・にしては〉/
補足を表す接続詞〈ちなみに・なお・ただし〉/ 極限を表す取り立て助詞〈すら・さえ・まで〉
III. 類義表現
上級レベルの基幹となる文法:「この」「こんな」「こういう」の使い分け
Lesson7
I. 文字・語彙・コロケーション
開催(する)/ お世辞にも / 実情 / 視~ / 善戦(する)/ 見合う / 特有 / 往々にして / 遠征(する)/参照(する)/ 比例(する)/
言及(する)/ 確定(する)/ 一連 / 高揚(する)/ 視点 / 鼓舞(する)/ 実態 /惜しみない / 構想 / 居住(する)/ 深める / 見なす /
推進(する)/ 優位 / もつれ込む / 記述(する)/内外 / 減少(する)/ ケチを付ける / 醍醐味 / とりわけ / 担う
II. 文型・文法
飲みに行くのは今日に限ったことではない / タイトルからして売れなさそうだ /人は外見や学歴で判断するものではない /
今日来ないのではないか /比較・対照を表す表現〈にひきかえ・に対して〉
III. 類義表現
上級レベルの基幹となる文法:「から」「ので」「ため」の使い分け
Lesson8
I. 文字・語彙・コロケーション
写し取る / 独自 / 虚構 / 余地 / キリがない / 仕立て上げる / 馴染み / 詳細 / 写実的 / デフォルメ / 階層 /歪曲(する)/
密接(する)/ くびれる / 実質 / 分泌(する)/ 上記 / 原則 / 調和(する)/ コントラスト /背景 / 分離(する)/ 切り離す /
輪郭 / 映像 / 類似(する)/ 結びつける / モジュール / 分担(する)/自覚(する)/ 運用(する)/ 美術 / スケッチ(する)
II. 文型・文法
学生生活を送る上で注意してほしいこと / 日本の経済活動は衰退しつつある / 断念せざるをえない /
いつも使わない道で来たものだから遅くなった / 世の中便利になったものだ /
とにかく日本語を使う機会を増やすことだ / 限定を表す取り立て助詞〈だけ・しか・ばかり・こそ・だけしか〉
III. 類義表現
上級レベルの基幹となる文法:「と」「ば」「たら」「なら」の使い分け