【出版社PR】
この本は初級、中級学習者のみなさんのために書かれたものです。日本語の形容詞は、動詞のように活用があり、副詞のようにも使われる、わかりにくい品詞です。
主観的な感情や感覚を表す形容詞(例:うれしい、苦しい、など)と客観的な意味の形容詞(例:大きい、高い、など)があり、両方の意味で使われる場合もあります。前者を「感情形容詞」後者を「属性形容詞」とも言いますが、区別が難しいものもあるので、この本では、それらの養護を用いていません。
本の構成は、『 I .形容詞とは』で日本語の形容詞の特徴を簡単に学び、『 II .リーさんの留学生活』という物語を読みながら、形容詞を学習していけるようにしました。また、それぞれの課は、できるだけ関連の語を集めてグループにしてありますが、厳密な意味の分類ではありません。
この本が、皆さんの学習に役立つよう願っています。