【出版社PR】
語彙シラバスとは、言語の習得に必要な語を、理念やニーズに基づいて配列し、学習者に提示するためのものである。文法シラバスと同じく、学習者の言語習得を円滑にするために順序よく作成され、計画的に提示されるものでなくてはならず、教材における語の提示はたまたま出てきたものであってはならない。電子的に利用可能なコーパスが整備され、研究者がそれぞれ取得したデータも形態素解析など、自然言語処理研究による技術で整備可能になってきた現在、語彙シラバスに関する研究は実現可能となってきた。今こそ、文法シラバスを見直すだけではなく、新たに「データに基づく」語彙シラバスに着手する好機である。(「まえがき」より)
<現場に役立つ日本語教育研究>
■山内博之 監修
日本語教育における文法や語彙の指導項目は、必ずしも客観的データに基いて導かれたものとは言えない。文法・語彙項目の要・不要や配列が日本語を習得していく上で妥当かどうか、コーパスなどのデータを用いて網羅的に検証し、新たな指導項目を提示する。全6巻(完結)。