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21世紀に入り,グローバル化の流れはより一層鮮明となり,日本社会の多様化もさらに進んでいる。ことばを学ぶ環境も,動機づけも,求められることば自体も社会的文脈によって大きく異なるようになった今日,ことばの教育そのものが大きく問い直されている。人は,社会・文化の中でどのように日本語を学んでいるのか。日本語を学ぶことは,人にとってどのような意味があるのか。この探究が,日本語教育においても求められていると言えるだろう。そして,その探究の方法の1つとして,現在,ライフストーリー(以下,LS)が脚光を浴びている。「留学生」として,「地域住民」として,「移動する子ども」として等,多様な状況で日本語を学ぶ学習者の人生/生活/命の物語,さらには,その教育に携わる教師たちの物語がLSインタビューを通じて紡がれ,その物語の意味が研究されている。(「序」より)
<リテラシーズ叢書>
リテラシーズ研究会・編集委員が企画・立案し、シンポジウム等を通じて議論を重ねた上で刊行する論文集。ことば・文化・社会の言語教育へむけ、日本語教育の新たな方向を指し示す(品切あり)。