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グローバル時代ということで,世をあげていろいろなところで,いろいろな人が「異文化間」ということばを使っているが,本書で「異文化間教育とは何か」を改めて問うのには,3つの理由がある。1つ目は,「異文化間教育」あるいはそれと深く関係している「異文化間能力」が,意図的もしくは非意図的にしばしば偏った意味で使われているからである。(略)2つ目の理由は,現状では「異文化間教育」や「異文化間能力」の重要性が十分に認識されていないからである。そのため,教育の現場であいかわらず言語能力偏重の教育が行われていて,異文化間教育が軽視されている。(略)残り1つの理由は,現代社会における異文化間教育のあるべき姿を明確にするためである。(略)現時点における異文化間教育の意義は何か。立ち位置はどこにあるのか。改めて問うてみる必要がある。(「はじめに」より)
<リテラシーズ叢書>
リテラシーズ研究会・編集委員が企画・立案し、シンポジウム等を通じて議論を重ねた上で刊行する論文集。ことば・文化・社会の言語教育へむけ、日本語教育の新たな方向を指し示す(品切あり)。