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本シリーズは、学習者が日本語を使って社会活動に必要なコミュニケーションが「できる」ようになることを目標としたテキストです。学習する場面は、会社、学校、生活から選びました。本シリーズは社会活動ができることを目標としていることから、ことばや文法が「わかる」ことより、日本語を使ってコミュニケーションが「できる」ことを優先して学習を進めます。まず実際の場面を想定した会話(場面会話)をやってみる、そのあとで会話を使った文型を確認して文型練習をする、最後に応用練習をしてできるようになったかどうかを確認する、というすすめ方です。
場面会話ができるようになってから文型の確認をするので、文型の意味の理解がスムーズに行われます。教師が長々と文型の説明をする必要がなく、授業時間の大半を学習者同士の会話練習に使うことができます。場面会話から入るメリットとしては、早く自然な会話ができるようになることも挙げられます。