日蓮宗・法華宗用の正式な数珠(本連数珠)です。
ご覧のように房が2本と3本で非対称になっていますが、これが日蓮宗本連数珠の大きな特徴です。
また、他の宗派の数珠に比べて大きな親玉を用います。
よく、数珠の玉は108個・・・と言われますが、それは主玉 (一番数多く入っている玉)のことで、それ以外に四天王玉や親玉、弟子玉などがありますのでトータルでは108よりもずっと数多くなります。
尺のサイズは男女兼用的な中間サイズで、いずれにも良く用いられます。
この数珠の主玉(おもだま)は星月菩提樹という、風流な名称でよばれています木の実です。
まっさらですと、このように白っぽいですが、使い込んでいくうちに飴色になってゆきます。
ご住職方なども好んでつかわれる素材で、木の実ですが虫などがつきにくい実用性の高い素材です。
【親・四天・つゆ】にはソーダライト入り。
房もソーダライトに合わせた鉄色の利休房です。
黒い背景は電球照明、白い背景は蛍光灯照明での撮影です。
ピンと張った場合の
親玉から親玉までの長さ主玉直径 親玉直径 備考 約33.5cm 約6.6mm 約14.1mm 桐箱入り、日本製