数珠 天台宗 8寸 主玉栴檀(せんだん)、(親・四天・つゆ)メノウ 紫利休房

主玉直径：約10.5mm(腹部分)
親玉直径：約14.1mm(腹部分)
長さ：約27cm(ピンと張った場合の房部分を除いた長さ)
重さ：約40g
備考：桐箱入り、日本製

天台宗用の正式な数珠です。
天台宗ではこのように扁平な玉を用います。
房の部分に通してある玉も別々で複雑な組合せです。
うまく両手のひらでこすりあわせると、『じゃら－ん』と、よい音を鳴らすことができるのですが、そこまで到達するのはなかなかに困難です。
主玉(おもだま)の栴檀は木地自体に油脂成分を含んでいますので手に良く馴染みます。
自然な色と相まって数珠に良く用いられます。
（親・４天・つゆ）に赤い瑪瑙(メノウ)入り。
この真っ赤の瑪瑙は人工的に発色させた色で、数珠で単に瑪瑙と言えば通常この種類の加工品の瑪瑙です。
加工品だけに、ほぼ色が揃うため色むらがでにくいのが利点です。
黒い背景は写真用電球照明、白い背景は写真用LED照明での撮影です。
8寸のサイズはやや小ぶりですので男性のご利用もありますが女性のほうが多い感じのサイズです。
比較的コンパクトな数珠ですので極端に大きな数珠入れでなくとも収まりますが、２重にしたときに厚みがあるので柔らかいふにゃっとした数珠入れが適しています。