主玉直径:約8.2mm
親玉直径:約16.3mm
長さ:約41.5cm(ピンと張った場合の親玉から親玉まで)
備考:桐箱入り、日本製
日蓮宗・法華宗用の本連(正式)数珠です。
日蓮宗用の正式な数珠(本連数珠)の場合は房の部分に大きな特徴があり、ご覧の通り、房が2本と3本に分かれています。
また、親玉には他の宗派より大きめの玉を用います。
尺2のサイズは男性のご利用が多いサイズですが女性がご利用になる場合も結構あります。
この数珠では主玉などに緑檀(リグナムバイター)、【親・四天・つゆ】に独山玉を配し、房も『とくさ色』の利休房と、全体を緑系で纏めました。
また中糸も房の色に合わせて色糸で通してあります。
緑壇(リグナムバイター)は中米付近で主として採れる木材で、非常に堅牢、緻密で木肌が緑色がかっています。
紫檀や黒檀、あるいは白檀と違い、産地が新大陸のため古代中世から制作されている仏具にはほとんど用いられてこなかった素材ですが、近年、紫檀や黒檀の枯渇もあって急速に仏具にも採用されつつあります。
木材のなかではもっとも重い素材とも云われています。
黒い背景は電球照明、白い背景は蛍光灯照明での撮影です。
よく、数珠の玉は108個・・・と言われますが、それは主玉 (一番数多く入っている玉)のことで、それ以外に四天王玉や親玉、弟子玉などがありますのでトータルでは108よりもずっと数多くなります。