浄土真宗の西本願寺派(お西)の場合に用いられる四具足と呼ばれます仏具です。
四具足を配置します場所は、通常、阿弥陀様の直前直近の場所になります。
上から見た場合に菱形になるように配置します。
(奥にローソク立て、手前に火舎香炉、真ん中左右に花鋲を配置します。)
ローソク立てには普段は【常立】と呼ばれる木製朱塗りのローソクを御供えしておきます。
四具足を用いる場合、ブッキは四具足のさらに手前に配置します。
花鋲上部に嵌める環(茎ささえ)は遊びがありますのでぐらぐらします。
場所に余裕があれば、出来れば机などの上に御供えしたい仏具です。
黒い背景は写真用電球照明、白い背景は写真用LED照明での撮影です。
色は真鍮生地の金色がわずかに透けて見える、黒っぽいけど真っ黒でもない『鍋長色』です。
各パーツの名称は下記。
火舎香炉(かしゃごうろ) いちばん手前の中央に置く香炉 花鋲(けびょう) 一対で用いる花立て 蝋燭立て (中央奥に置きます。)