主に浄土真宗本願寺派(西本願寺)で用いられます本格的な彫り入り『四具足』(しぐそく)です。
四具足までセットするお祀り方をされておられる方は比較的すくないですが可能であれば設置したい仏具です。
花鋲(けびょう)2本・火舎香炉(かしゃごうろ)1個・ローソク立て1本の4つ一組の仏具です。
阿弥陀様のすぐ前の位置に菱形に配置します。
花鋲は一種の一輪挿しで、特に法要などの時、しきみ(しきび)を挿します。勿論、常時挿すことができればより結構です。
火舎香炉は文字通り香炉の一種で灰をいれてお香を焚くのですが、小さいため実用にされることは希です。(実用に耐える強度はあります。)
ローソク立ては実際に火をともすことも可能ですが、通常、常立(じょうたて)と呼ばれる木製朱塗りのローソクを形だけ挿しておきます。
真鍮生地に上色着色仕上げが施されていますので、ゴシゴシ磨いてはいけません。
汚れが付着した場合は、お湯を良く絞った日本手ぬぐいなどで表面を拭き取ってください。
上色は複雑な色合いで真っ黒よりも一ランク上の着色です。
(誤差あり)
単位/mm 火立 花鋲 火舎香炉 高さ 82mm 54mm 54mm 最大部分直径 36mm 31mm 43mm
*上机の最低限必要な奥行きは7cmです。