【お盆企画】納涼焦がし櫛～令和四年版～

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
8月１日（月）２２時頃から販売開始！
何事も起きなければ…無事に開始できるハズ…何事も起きなければ…フフフ…
一枚一枚全ての櫛が手描きとなっておりますので基本的に一点モノです。
何卒ご容赦下さいませ<(_ _)>
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


――厄災の多い昨今、櫛は『苦』と『死』を並べた、縁起の悪い物として、度々インターネットの記事に記載されてきています。果たして、その真相は……。


「ええ……間違いでは、ございませんが……そうですね……

此の世には、様々な『良くないモノ』が……漂っております。
それは……春に舞う桜のように、秋に散りゆく紅葉のように……
『不浄』が人の髪に、絡まれてしまうのです。

貴方も……経験が、ございませんか？
軽く払っただけでは……落とせない、花びらを……
髪に絡まった『不浄』を、代わりに梳き落とす……これが『櫛』の役目で、ございます。

そうですね……言うなれば『櫛』は、貴方の『不浄』を祓い落とす……
『身代わり』のような、お役目なのです」

「ほう……『使い続けた櫛は、人の髪からありとあらゆる『不浄』が取り付いて、色々悪い物が籠ってしまうのでは？』……ですか？

……そう、ですね……すこうしだけ、訂正しますと……

確かに、そのまま使い続ければ……『不浄』に耐え切れずに、櫛の歯が折れたり……
最悪、割れてしまったりすることもあります。
そうならないように、定期的にお手入れをして……油を差してあげるだけで、大概の『不浄』は流れ落ちて……清められるのですよ。

そう……大概は、ですが……

例えば……こちらの櫛には、怪しげな猫が……焦がし付けられているでしょう？
こちらは……『不浄』が深く染み憑かないように、先んじて……別の『怪』を焼き憑けているのです。

そうすると……この『怪』達が、髪から梳き取った『不浄』を
気まぐれに……食べたり、細切れにしてしまったり……。
ふふ……なんだか、櫛を長く使うのに……一石二鳥に、感じられませんか？

今なら……貴方の『それ』も……
いえ、出過ぎた発言……でしたね。ふふ……」

「赤い麻柄のケースは……櫛の守り人、のような物。お代には……入っておりません。
……如何です？　試しにひとつ、お手に取ってみては……？


「ああ……自己紹介が、まだでしたね……私は、そう……『解通易堂の泉』と、申します……もし、私のご紹介した櫛が気になる……と言う方は、どうぞ……こちらの紹介リンクをご覧ください。
これは……ひとつの櫛と出会った、とある『お客様』の物語……」


Web小説『泉御櫛怪奇譚』
Pixivサイトへはコチラ
Noteサイトへはコチラ

……ご堪能いただけましたら、幸いです。

━━商品詳細━━━━━━━━━

【本つげ櫛・彫】解櫛（３寸３分）

サイズ：幅 約 9.8cm　高さ 約4.2cm　歯の深さ 約2.8cm　歯の間隔 約2.3mm

素材：本つげ（外国産）椿油仕上げ

━━━━━━━━━━━━━━━━

はちたま堂様のツイッターはコチラ他の作品はで！

霞楽箱様のツイッターはコチラ他の作品はで！

翔様のインスタグラムはコチラ他の作品はで！





☆★☆クリックポスト対応商品！☆★☆
この商品に限り、クリックポスト（送料２００円）でも発送致します。
・ご希望の方は、お客様情報配記入時に配送方法を「日本郵便・クリックポスト」を選択して下さい。
・「代金引換不可」「配送日指定」など制限はありますが、詳しくは「配送方法に関して」でご確認下さい。



※ブラウザの戻るボタンでお戻りください。