本製品は、制作者のおがたひろきが直接お客様の耳の形を見て、調節できる場合のみの販売とさせていただきます。
《その理由は》
このイヤーフックが2015年に入る前からの物語から始まります。
2011年にnike-neko(にけねこ)を始めて以来、お客様から聞くお悩みがありました。
『ピアスの穴をあけるのは怖い』
『この年になってからピアスの穴を開けるのがはばかられる』
『イヤリングで頭痛になる』
『イヤリングを付けていて、圧迫していて膿んでしまった』
『イヤリングを何度も落として損をしている』
このような声を、たくさん聞いてきました。
※それで、nike-nekoではイヤリングを出してないのです。
お客様の悩みを頭の中で繰り返しつつ過ごし、2014年後半から、耳について調べ始めました。耳の構造、大きさの違い、などなど
まずは自分の耳に合うように形を作り、着け心地や付けやすさなど、修正を繰り返しました。
2015年、5月頃に1つの形が完成しました。現在《大きな猫》として位置づけしている猫です。この猫が初めてのイヤーフックとして生まれました。当時は、イヤーカフと言っていたり、イヤークリップと言っていたりでした。
始めの猫は、右側の耳専用でした。なぜなら、小方大樹の耳には2023年現在まで左耳に飲みピアスの穴が開いていて、イヤーフックを着けるなら右耳だったからです。
右耳に着けた時に、猫が窒息しないように、首をかたむけて生み出しました。
表情も、楽しんでいるように鳴いた表情にしています。
それから何人もの人にお届けして行き、左耳に着けたい方がいて左耳専用の形を増やし、大きな猫だと重く感じる方がいて、子猫サイズを増やしたり、うでが長くないと合わない方がいると解り、うでを伸ばしたり。
中には、耳の下半分が前方へせり出している方がいて、猫ではなく龍神様のイヤーフックを制作したりもしました。
全てはその方の耳の形に合わせての制作、お渡しです。
現在では、5550人の耳に合わせる事を達成できました。日本人をはじめ、海外の方々、大人も子供も、あらゆる形の耳を見て、触れて、合わせてきました。唯一、合わせられない耳があります。全体の約1割。それは、お問い合わせいただきました時に、お写真を見てお伝えいたします。
ここまでも書きましたが、イヤーフックというモノは、調節することが最も重要となります。