お財布は毎日使うものだからちょっといいものを。と考える方は多いはず。
今回は伝統とモダンが融合した、日本らしいお財布をご紹介します。
伝統的な友禅染めが施された華やかな牛革財布です。
友禅染とは、着物や帯を染める際の伝統的な技法のひとつです。生地に絵を描くようにさまざまな色使いで染色します。日本には京都・加賀(石川県)・東京・十日町(新潟県)などが友禅染の産地として知られています。
今回ご紹介するお財布には、雅やかな色使いが特徴の京友禅が、熟練の職人によって施されています。まったく同じものは一つとしてない、一点ものの商品です。
毎日使うものだから、使いやすさも重要ですよね。
こちらのお財布はカードが10枚まで収納できる設計で、小銭入れはオープンポケットタイプとなっており、出し入れがしやすい機能的なデザインが特徴です。
牛革にエナメル加工を施すことで、光沢が増すだけでなく、耐久性も高くなっています。
今回ご紹介する友禅染のお財布は、京都の祇園にある明治19年創業の香鳥屋が製造しています。
香鳥屋は、皇室献上の実績を持つ老舗ブランドで、1963年には昭和天皇・皇后陛下の御還暦を慶祝しビーズバッグを献納したことがあるほど。確かな実績に裏打ちされた、高い技術力が、お財布にも存分に発揮されています。
あるる華やかな色使いと柄で、ずっと見ていても飽きない魅力がありますね。和の技術が生かされた一品なので 、和服にも合いそうですが、独特の色使いと柄のおかげで「和」が突出せず、ほどよい加減となっているので、華やかなドレスともマッチしてくれそうだなと感じました。