「これ、子どもより先に夢中になるかも…!」
島根・雲南の木工職人が手がける、組子細工のクラフトキット『くみくむん』。
本物の木の香りと手触りを楽しみながら、親子で自由に“街”を組み立てられる、知育とアートが融合した新しい遊び道具です。
今回は、伝統工芸×子育て視点で生まれた、無限に組んで遊べる組子クラフト「くみくむん」をご紹介します!
組子細工って、飾って楽しむもの?そう思っていた私の想像を、くみくむんは見事にくつがえしました。精巧に加工されたパーツは約45種類!木の温もりを感じながら、街、山、木、おうち……思い思いの景色を手で“組んで”いく体験は、大人でもつい没頭してしまいます。
土台に組み込んだり、ボンドで接着したりと、作り方も自由。しかも完成したあとは、おしゃれなインテリアにもなるという、まさに遊べる工芸品。組子を組む=くみくむん。ネーミングのセンスもツボでした!
製作は、創業1961年の老舗「舟木木工所」。代表の舟木清さんは“現代の名工”にも選ばれた、組子細工の第一人者。くぎを使わず、木を美しく組み上げる伝統の技は、飛鳥時代から続く日本の匠の知恵だそうです。
使われているのは、出雲産の銘木など地元産の木材。さらに、地球環境にも配慮して、廃材まで無駄にしないものづくりを続けています。
子育て研究所とのコラボにより、地域の親子の声を反映してつくられた「くみくむん」は、未来に技術と自然を残したいという願いから生まれた逸品なのです。
想像力を育む知育玩具としてはもちろん、指先を使うのでシニア層の“頭と手の体操”にもおすすめ。
・親子でつくって飾れる、木のインテリア
・お孫さんへのプレゼントや、施設でのレクリエーション
・木の温もりが恋しくなる季節のギフトに
など、年齢や世代を問わず楽しめるのが大きな魅力です。
小さなパーツを組み合わせるからこそ集中力が高まり、完成したときの達成感は格別。木工用ボンドを用意すれば、すぐに始められるのも嬉しいポイントです。
伝統工芸って敷居が高いイメージがありましたが、これはとにかく楽しい。
親子で笑いながら夢中になれるだけでなく、飾っても美しい。自宅に小さなギャラリーができたような気分になります!