【自分好みの飲み方を】甘酒のおすすめの飲み方とアレンジのコツを紹介!

美容効果や健康効果があるとして、注目されている甘酒。「飲む点滴」と言われるほどの栄養価の高さはすでに世間に浸透しつつあり、普段の食生活に取り入れているという方も増えています。
そのまま飲んでもおいしい甘酒ですが、ちょっとアレンジを加えると、ガラリと印象が変化。まったく違った味わいが楽しめます。そこでこの記事では、おすすめの飲み方やアレンジのコツをご紹介。甘酒の新たな魅力を発見してください!
甘酒好きならまずは試したい!おすすめの飲み方6選&アレンジのコツ

甘酒は、独特な香りと自然な甘さが魅力。健康のために飲んでいたつもりが、いつの間にかハマっていたという人も多いです。そんな甘酒大好きさんも納得の、おすすめの飲み方がこちらです。
ソーダ割り
甘酒をソーダで割ることで、シュワシュワとした爽やかな口当たりに。独特の香りが緩和されて飲みやすくなるので、初心者にもおすすめです。
甘酒とソーダの割合は、1:1から2:1といったところでしょうか。お好みでレモン果汁を加えたり、ミントを添えたりすると、さらに爽やかさがアップ。新感覚のスパークリング甘酒のできあがり!
牛乳・豆乳割り
甘酒と、牛乳や豆乳との相性の良さはなんとなく想像がつきますよね。1:1から2:1ぐらいの割合で割ることで、味がいっそうまろやかになります。コクも加わりマイルドな飲み口に。さらに、牛乳と豆乳の持つ栄養価もプラスされるので、健康効果もアップです。
ジュース割り
甘酒はジュースとの相性もいいです。特に100%フルーツジュースであれば、果実そのものの美味しさが加わり、よりヘルシーな飲みものに。
オレンジジュースであれば、爽やかな酸味が、リンゴジュースは自然な甘さが加わります。トマトジュースやバナナジュースは、トロッとした口当たりが新感覚。どれも味にハズレなし!
紅茶割り
紅茶の渋みが、甘酒の風味でまろやかに。また、甘酒の独特の香りが、紅茶の香りと重なりスッキリ爽やかに漂います。
口のなかに、深みのある甘さが広がり、後味はスッと抜けていく感覚。アイスティーで割ると、また一段と爽やかな飲みものになります。紅茶の種類によって風味も変わるので、いろいろ試してみたいところですね。
フルーツスムージー
甘酒をフルーツと一緒にミキサーで撹拌してスムージーにするのもおすすめ。フルーツの持つ自然な甘みや酸味により、フレッシュ感が加わります。
生の果実に含まれる美容にいい成分が摂取できる利点も。野菜などを加えると、さらに健康や美容効果アップが期待できます。
はちみつ生姜甘酒
甘酒とはいえ、甘さが足りないという方は、はちみつを加えてみましょう。しっかりとした甘さとともに、コクが出て深みのある味わいになります。
さらにそこに、生姜を投入。すりおろした生姜を入れることで、ほんのり辛みが加わり、どこかクセになる一杯に。
好みのタイプ別・甘酒のおいしい飲み方4選&アレンジのコツ

味覚は人それぞれ違い、飲みやすいと感じるものも変わってきます。ここでは、好みのタイプ別に、おすすめの飲み方をご紹介します。
甘いものが好きなタイプ
甘酒をもっと甘くしたいという方には、はちみつがおすすめです。安心感のある自然な甘みとともに、コクと深みが加わります。
分量によって甘さも調節できるので、大の甘党さんも納得いただけるでしょう。また、ジャムなども意外と相性がいいです。フルーツ感の強いジャムであれば、甘さだけでなく、果実の酸味も加わります。
変わったものが好きなタイプ
どうせアレンジするのなら、大胆にしたいという方もいますよね。そこで、なんとなく似た色合いをチョイス。カルピスと合わせてみるのはいかがでしょう。
甘酒には乳酸菌が含まれているので、カルピスとも共通点があります。カルピスの独特の甘味とほのかな酸味が加わり、爽やかさが増しますよ。
後味すっきりが好きなタイプ
爽やかな後味を求めるのであれば、加えるのは酸味でしょう。オレンジやグレープフルーツといった柑橘系のフルーツジュースなどで割るのがベスト。
香りもよく、後味もすっきりです。フルーツスムージーなどと合わせるのも、フレッシュでさっぱりした飲み口になります。意外なところでは、ヨーグルトの酸味も相性がいい。口当たりはトロッとしますが、後味スッキリです。
健康効果がほしいタイプ
甘酒自体が栄養価の高い飲みもの。それだけでも十分な健康効果が得られますが、さらに求めるのであれば、豆乳と合わせるのはいかがでしょう。牛乳にはない植物性たんぱく質が摂れるのが魅力です。
きな粉も大豆なので、加えて混ぜてみるのもあり。香ばしさが加わり、また違った味わいになります。ビタミンが摂取できるという点では、フルーツスムージーと合わせるのがおすすめ。ジュースでは失われている栄養分もあるので、生の果実を使ったフルーツスムージーは魅力です。
甘酒好きでも意外とみんな知らない!季節ごとの楽しみ方4選

甘酒は季節ごとの楽しみ方もできる飲みものです。ホットやアイスという違いだけでなく、季節感を取り入れた飲み方があります。
春のフレーバー追加
春といえば、思い浮かぶのはやっぱり桜。桜フレーバーの商品も続々登場しますよね。そこで、甘酒を春っぽくアレンジ。桜のシロップを加えてみましょう。華やかな風味が加わり、春らしい雰囲気が楽しめます。お花見の席にもピッタリです。
夏の冷やし甘酒
甘酒というと温かいイメージがあると思いますが、冷やしてもおいしい飲みものです。汗をかいたあとに、冷蔵庫で冷やしておいた甘酒をゴクリ。氷を加えて飲むのもいいですね。
製氷機に甘酒を入れて、甘酒氷を作って使用するという工夫もできます。水分補給とともに、夏バテ予防にもなるでしょう。
秋のフレーバー追加
秋は食べもののおいしい季節です。なかでもフルーツは格別。柿や栗などが代表的ですが、甘酒と相性がいいのは梨です。みずみずしく爽やかな甘さが加わります。
カットした梨を甘酒に投入し、ミキサーで攪拌。できあがったスムージーは、口当たりも良く、スッと喉の奥に入ってくる感覚があります。ゴクゴク飲めてしまいますよ。
冬の温かい甘酒
温かい甘酒を飲むと体がポカポカしてきます。冬にピッタリの飲みもの。ここにチョコレートなどを加えると、さらにホッとひと息つける一杯に。チョコレートの甘さが安心感をもたらします。ビターチョコレートなどを使うと、少し大人の雰囲気になりますね。
知っておきたい甘酒の効果効能は?
甘酒は栄養価が高いとはいえ、飲むと具体的にどんな効果が得られるのでしょう。そもそも甘酒にはどのような歴史があるのでしょうか。
甘酒とは?
甘酒は、大きく分けて2つの種類があります。米麹由来のものと、酒粕由来のもの。米麹由来の甘酒は、米と米麹と水を合わせて発酵させたもので、アルコールは含まれていません。
一方で酒粕由来の甘酒は、酒粕を用い砂糖を加えたもので微量のアルコールが含まれています。前述のとおり、多くの栄養素を含み、飲めば健康効果や美容効果が得られることから「飲む点滴」とも言われています。
甘酒の歴史と文化的背景
甘酒の歴史は古く、発祥は古墳時代にさかのぼるとも言われています。奈良時代の書物『日本書紀』によれば、神に捧げる飲みものとして天甜酒(あまのたむざけ)が登場します。これが甘酒のルーツではないかとされています。
もうひとつの説として、紀元300年ごろに存在した応神天皇に献上された醴酒(こざけ)が、甘酒の起源ではないかとも。平安時代ごろから貴族のあいだでも飲まれるようになりましたが、当時はまだ甘酒という名称ではありませんでした。
初めて甘酒と表記されたのは、江戸時代の書物。このころから庶民のあいだにも浸透し、親しまれるようになりました。
健康効果:免疫力向上・疲労回復
甘酒の持つ健康効果としてよくあげられるのが、免疫力の向上です。甘酒に含まれるビタミンB群には、血行や代謝を促進する効果があるとされています。すると、体温が上昇し、免疫力の向上につながります。
また、甘酒に含まれる食物繊維やオリゴ糖が整腸作用を促すことで、免疫力がアップするとも考えられています。
もうひとつ、甘酒の健康効果として知られているのが、疲労回復の促進です。ビタミンB群は、疲労回復効果があると言われている栄養素。
さらに、甘酒に含まれているブドウ糖は、摂取すると体のエネルギー源となるものです。こうしたことから、高い疲労回復効果が期待されています。
ダイエット効果:脂肪燃焼・代謝促進
甘酒はダイエットにも有効だとされています。これもやはり、甘酒に含まれているビタミンB群や、ブドウ糖のもたらす作用によるもの。
これらの栄養素には、血行や代謝を促進させる効果があります。代謝が促進すると脂肪燃焼にもつながり、結果、ダイエットもスムーズに進められます。
美容効果:美肌・アンチエイジング
甘酒に含まれるビタミンB群は、美容にも効果があるとされています。代謝が活発になることで、体にたまった老廃物の排出が促されます。
すると、体の内側から綺麗になり、肌質の改善につながります。また、食物繊維やオリゴ糖による腸内環境の改善も、肌質へ好影響を与えると考えられています。
あるるから買える手作りのおいしい甘酒6選&おすすめポイント
あるるで扱っている商品のなかから、おすすめ甘酒をご紹介。美味しさだけでなく、効果などにも期待して選びたいですね。
【スギナリ醸造所】米麹の甘酒220g
サラッとした飲み口が特徴の甘酒です。雑味がなく、爽やかな甘みを感じ、後味もスッキリしています。原材料は米麹と米のみ。ノンアルコールで砂糖不使用のため、お子さまでも安心してお飲みいただけます。
【当店発送】和蔵 うさぎの甘酒 米麹仕込み 500ml/オリジナル
日本酒作りの職人が丁寧に作り上げた、こだわりの詰まった甘酒です。砂糖不使用にもかかわらず、やさしい甘さにあふれ、子ども好みの味に仕上がっています。家族で楽しめる一杯となるでしょう。
冨田自然栽培 甘酒
原料に自然栽培米を使用し、天然麹菌で発酵させるなど、昔の製法を用いて再現された甘酒です。地下水仕込みとなっていて、甘みも強くて濃厚。栄養もたっぷり詰まっているので、健康維持にもピッタリです。
【クール便】本格米麹甘酒 あまま パウチ120g×3個
どぶろくを専業とする酒造が、その麹造りを生かして製造した甘酒。こだわりの米麹を使用し、甘さ控えめでクセのない、親しみやすい味に仕上がっています。パウチ容器なので飲みやすく、保存もしやすいのがポイントです。
【和蔵酒造直送】和蔵の甘酒 酒蔵職人仕込み 500ml
酒蔵の職人が、技術の粋を集めて作った甘酒がこちら。砂糖不使用にもかかわらず、その濃厚な甘さに驚かされます。飲めば体に深くしみわたるような感覚に。温めても冷やしても味は一切落ちないので、一年を通して楽しめます。
蔵元あま酒 300ml
こちらは、原料に酒粕を使った甘酒。そのため、1%未満ですがアルコールが含まれています。数種の酒粕をブレンドしているため、深い味わいが楽しめます。通常の甘酒にある粒々した食感がなく、飲みやすいという意見も多数。リピーター続出の一品です。
おいしいだけでなく、健康効果や美容効果をもたらす甘酒への関心は、これからますます高まっていくでしょう。需要が増えることで、さらなる進化が期待される甘酒。ただ飲むだけでなく、その世界にどっぷり浸かってみてはいかがでしょうか。