構成: エッセイ
ページ数: 224p
作者: 東山彰良
出版社: ホーム社
言語: 日本語
発売国: JAPAN
発売日: 2019年7月26日
旅とテキーラを愛する小説家による、世界と自分の境界を巡る旅。
ーー越境とは「境界線を越える」という意味だろう。それは国境にかぎった話ではない。
わたしたちのまわりには、いくつもの境界線がある。初めて小説を書いたとき、わたしはそんな境界線のひとつを踏み越えた。願わくは、このエッセイ集があなたにとって境界線を跨ぎ越すきっかけとなりますように。--あとがきより
台湾と日本の国境を越えて過ごした幼年期の回想や越境による喪失感等、アイデンティティをめぐる考察を中心として、不良に憧れた青年時代やケータイを持たない理由、どのように小説を書いているか等、2016年から2019年夏にかけて、西日本新聞、日経新聞他、各紙で掲載されたエッセイの集大成。
リービ英雄氏との対談収録。
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